ミスマガ、ザナドゥー、アサイに注目

グッドウィルカップがいよいよ今週に近づいてきました。現在スフィアリーグで「3強」と言えばTEAM dreamGatas Brilhantes H.P.carezzaで、「4強」ならそれにミスマガジンが加わるわけですが優勝経験と優勝の見込みがある勝ち点を考慮すると「3強」の方が現実に近いかもしれません。


今度の第1回グッドウィルカップで第2集団(※私が勝手に呼んでるだけです)のミスマガジンXANADU loves NHCASAI RED ROSEに注目して見るのも面白いのではないでしょうか。いずれも潜在能力は決して低くなく、実際に3強をあと一歩のところまで苦しめたり勝利したこともあるチームでこの大会でも大いにかき回しそうな予感がします。


ミスマガジンは型にハマったときの強さはかなりのものだと思いますね。セゾンカップではcarezzaを抑えて優勝しました。立花彩野溝口麻衣時東ぁみなど主力選手のコマも揃ってます。福永監督の教え方が上手いのか組織的なプレーもできているチームだと思います。


XANADU loves NHC小由里さんが入って優勝を狙える陣容が整ったにもかかわらず4thステージでYOTSUYA CLOVERSに敗れてリザーブリーグ落ちしてしまいました。個々の能力は高いのにどうもチームの歯車が噛み合ってない印象を受けます。しかしグッドウィルカップスフィアリーグトップリーグリザーブリーグは関係なく12チームが一斉に争う形式になってて、YOTSUYA CLOVERSとは同じ組に入ってリベンジの絶好のチャンスが訪れました。もう1チームは強豪のcarezzaですがもし2連勝、あるいは1勝1分ぐらいの好成績で予選突破すればその勢いで決勝大会も一気に駆け上がる可能性も十分あると思います。


ASAI RED ROSEは得意の(?)大物食いが恐いチームですね。このチームは山口百恵さんへの比重が大きいチームで他に目立って高い能力の選手は少ないですが、それは普段の練習量が豊富で全員の力がアップしててあまり目立ってないだけかもしれません。顔面ディフェンスも辞さないマッキーさんの気迫溢れる守備が相手にとって手ごわい壁になってます。選手一人一人が自分の役割をきっちり遂行できれば上位進出、優勝さえ夢じゃないでしょう。


この3チームが今まで大きな大会で優勝したことがないのはここぞという時の決定力とか爆発力とか粘り、そういう面で3強と比べてやや劣る部分があるからだと思います。あと主力と控え選手の力の差が大きくて終盤主力選手がスタミナで厳しくなっても交代させるとガクッとリズムが鈍くなったりとか。でもどのチームもいっぱい練習と練習試合を積んでて徐々に欠点は修正されつつあるからこの大会でどう変わった姿を見せるか興味深いです。