プロレスリング・ノア中継

丸藤正道とKENTAのアメリカ遠征。


この大会には”人間発電所ブルーノ・サンマルチノが来場した。リビング・レジェンドと言っていいプロレス界の大御所。現在71歳。


丸藤はナイジェル・マッギネスを相手にGHCヘビー級タイトルマッチ。マッギネスは長身細身の体格。各種腕攻めを見せるなど意外とテクニシャン。
丸藤がエプロンからの断崖式不知火を敢行するとマッギネスも得意のロンドンタワー(雪崩式エースクラッシャー)で互いに大きなダメージを負ってしまう。
丸藤はトラースキックと不知火で攻撃。マッギネスは場外への雪崩式ロンドンタワーで応戦。
しかし最後は丸藤が22分34秒雪崩式不知火で初防衛に成功した。


KENTAはROHヘビー級を保持するブライアン・ダニエルソンのベルトに挑戦。ダニエルソンは絶対にベルトの海外流失は許さないという気迫に満ちている。
場外フェンス越えスワンダイブ式ダイビングニーアタックは驚いた。雪崩式バックドロップで追い込むとその後は3度にわたるキャトルミューティレーションでKENTAからギブアップを奪って33分02秒の激闘を制した。KENTAもキックとgo2sleepでよく攻めたが及ばなかった。ブサイクへのヒザ蹴りをかわされて後方回転エビ固め→キャトル〜で捕まったのが痛かった。


ダニエルソンはキャトル〜への入り方が何パターンもあって自分のフィニッシャーを大事にしてるのが伝わってきた。それが頭から落とす技じゃなくてサブミッションで行なってるのが気に入りました。今の時代に米インディーでもこういう選手がいるのが分かったのはちょっと嬉しいです。


最後に本田多聞小橋建太と持つGHCタッグベルトの返上を明らかにした。新王者決定トーナメントに本田は潮崎を指名。潮崎に千載一遇のチャンス到来。果たしてモノにできるか。