ワールドプロレスリング

第13回ベスト・オブ・ザ・スーパーJr公式リーグ戦の模様。


邪道vsフェーゴ。
フェーゴが雪崩式フランケンシュタイナーからトルニージョ(=きりもみ式ダイビングボディアタック)を狙うがそれを邪道がかわしすかさずクロスフェース・オブ・JADO(=ナガタロック2)でキブアップ勝ち。


獣神サンダー・ライガーvs田口隆祐
田口はメキシコ遠征で精神力が強くなった。ライガーに対しても全く臆することなくのびのびと試合を展開した。三角跳びプランチャは見事。最後は必殺のどどん2連発でライガーから完璧な3カウントを奪った。どどんとはリバースチキンウイングの体勢から最近のトレンドの前に落とす変形のフェースバスター。


タイガーマスクvsブラック・タイガー。
B・タイガーがツームストンパイルドライバーでフォールに行くが開始のゴングが鳴る前だったのでフォールを認められない。奇襲をかけたのがあだになってしまった。最後はB・タイガーがタイガースープレックスに来たのを前方回転エビ固めで丸め込んだタイガーマスクの勝ち。狙ってたか。
それにしてもタイガーマスクにしてもブラック・タイガーにしても歴代の中身の人は皆実力者ばかり。だから四半世紀、4代に及ぶライバルストーリーが成立してる。ちなみにタイガーマスク佐山聡三沢光晴金本浩二→シューティング(現:修斗)の某若手選手、ブラック・タイガーは”ローラーボールマーク・ロコ、故エディ・ゲレロシルバー・キング、?(不明)。3代目のシルバー・キングはマスカラ戦で負けてマスクを剥がされてしまった。


金本浩二vs後藤洋央紀
後藤の地獄車(=アングルスラム)が決まるが疲れててフォールに行けない。最後は金本のアンクルホールド。


邪道vs稔。
稔が先制攻撃。邪道のクロスフェース・オブ・JADOに苦戦するが最後は新技カリフォルニア巻き(=グラウンドで頭と足を固めて反転してフォールを取る技。決まった形はフィッシャーマンズスープレックスホールドと同じ)。


タイガーマスクvs井上亘
カウンターのスピアーから腕ひしぎ逆十字固めで井上がタイガーマスクに勝った。カウンターのスピアーはこの技で外道にも勝ってるから自信がある技なのかもしれない。


エル・サムライvs田口隆祐
IWGPジュニアタッグパートナー同士の対決。サムライのトペ・スイシーダはいつ見てもフォームが美しい。田口も三角跳びプランチャで応戦。最後はサムライがリバースDDT2連発→雪崩式リバースDDT→チキンウイングアームロックで勝利した。雪崩式リバースDDTは本当に危険な技で昔これでクリス・ベンワーが泡吹いて失神したことある。サムライはこれを超えるさらに危険な『雪崩式スイングリバースDDT』という技を持っているがあまりに危険と考えてるのか最近は全く使ってない。


外道vsブラック・タイガー。
外道の筋肉が凄い。最後はコンプリートショットからスーパーフライとつないで外道が勝利。


金本浩二vsタイガーマスク
新旧タイガーマスク対決。金本はファルコンアローの持ち上げ方をブレーンバスター式ではなくファイアーサンダー式に変えていた。これはブレーンバスター式だとタイガーマスクの運動神経を考えると後ろに着地される恐れがあるからそれを回避するためだろう。終盤金本のアンクルホールドががっちり決まるが一瞬放した隙にタイガーマスクがスモールパッケージホールドでフォール勝ちした。金本は追い込んでいただけに惜しい敗戦。


長州力が会見し7月17日札幌大会のブロック・レスナーIWGP戦の挑戦者に棚橋弘至が決まったことを発表した。レスナーは新日との契約切れが迫ってるという情報があるから棚橋が勝つ見込みはあると思う。つまりブックです。それに札幌は昔から何かが起こる会場でもあるし。


中西学飯塚高史棚橋弘至vs天山広吉ジャイアント・バーナード真壁刀義
カウンターのバルドーボムは受身が取りづらい。バーナードが大暴れして飯塚をリバーススプラッシュで沈めた。