BSジャパンスペシャル 水辺の散歩道(BSジャパン 26日)

出演: 保田圭さん
昔撮られた写真の場所が今どうなってるか地元の人と触れ合いながら旅する番組。「実は私はですね富津市の出身ということで、東京湾はちっちゃい頃からとても身近なものだったんですけど、今回はそんな東京湾を感じながら今と昔を移り変わった風景を楽しんでいきたいと思っています」。


最初は羽田。
飛行機を撮影する航空ファンと話をして圭ちゃんも撮ってみた。上手に撮れてました。
『大谷政吉商店』で佃煮を試食。くるみしらすの佃煮に「あ、これおつまみにいい」。たらこの佃煮は「たらこ大好きなんですよねえ。うん、安心する味です」。
現在羽田に海苔漁師は一人もいないとか。。。


船橋に移動。小さい橋を渡ってたらすれ違う人に次々に結婚を祝福されて握手を求められた。「なんか握手会みたい(笑)」。居合わせた人ラッキーでしたね。
船橋漁港でこの日獲れたスズキを刺身とあらいで試食。あらいは「んーやばい、これはおいしい」。お刺身は「うーんおいしい。コリコリしてる。スズキってこんなおいしいと思わなかった」。獲れたてのお魚の味は絶品。


次は木更津。服が変わったからロケ2日目みたい。
證誠寺が木更津のものだっていうのはなんとなーく知ってましたけど」。私は初めて知りましたm(__)m
駅前商店街を歩いてみたもののシャッターの閉まってる所が多く閑散とした雰囲気。「この辺もうちょっと昔商店街あったような気がしたんですけどねえ。そっかー平日でもこんな感じかあ」と寂しげ。アクアライン建設と大型ショッピングモールの進出で商店街は寂れてしまった。
『森田屋』でコロッケ(50円)を購入。今の時代50円は凄い。
日本一高い歩道橋の中の島大橋を渡った。高さ27メートルというから相当な高さ。「これは下を見なければすごい絶景ですね」。
金田漁港で簀立て漁法を体験した。魚の習性を利用して簀で囲った中に入った魚を網で掬うものです。以前『飛び出せ!科学くん』(TBS)でよっすぃ〜もやったやつです。
圭ちゃんは黒鯛を捕まえようとしたけど暴れて思いっきり水が顔にかかった。「顔がビチョビチョ。顔中しょっぱい」。
この近くには密漁監視のための小屋があって、そこに電気を供給するため海に電柱が立っている。これも初めて知りました。


最後は圭ちゃんの故郷の富津。小学校の遠足以来という鋸山の山頂にロープウェイで。石でできたポストから旦那さんに手紙を送った。
富津では穴子はかりめと言う。はかりめ料理が食べられる『いそね』ではかりねひつまぶしを戴いた。1杯目は普通に、2杯目はワサビとネギを乗せて、3杯目は鰹と昆布のお茶漬けで。すごく美味しいそう。「これはダメだな。太っちゃいますね」。


圭ちゃんが育った吉野保育所を過ぎ、吉野小学校で恩師の宮崎先生と再会。「私5年生だから6年生のときはバスケットボール部に入ってたんですけど、そのときから運動が苦手で(笑)」。
宮崎さんによると圭ちゃんはおとなしくて目立たないタイプ。誰かがトラブってると陰に回ってそれを上手く調整してた。後で圭ちゃんがこう言ってたよとかこういうことをしたらいいって聞かされたそうです。圭ちゃん「ちっちゃい頃からやること変わってない。モーニング娘。もグループじゃないですか。わりとおんなじ、あ、今もそんな感じだな」。宮崎さんは圭ちゃんを「悪く言えばアピールが下手」でモーニング娘。時代ももっと前に出ればいいのにとすごく感じていた。


旅を終えて圭ちゃんが一番心に残った言葉は”心のぜいたく”。バカ貝漁の斉藤さんの家にお邪魔してバカ貝料理を食べさせてもらいました。
「正直今海は厳しいって仰ってて漁師の世界もそんなに簡単じゃないけれども、でもそんな中で自分で獲ったものを一番最初に食べれる時間が心のぜいたくって言うお話されていて」「お金とかじゃなくて自分の生活の中でこれが贅沢だって思えるものをちゃんと持つというのは素敵なことで、豊かな人生になるなって思いました」。


出演者は2時間丸々圭ちゃんだけの奇跡のような番組。圭ちゃんの故郷や小学校時代の話も聞けたりして面白かった。富津市観光大使の役目はきっちり果たしたと思います。