大日本プロレス中継 大日大戦

関本大介 vs 中西学
入場する中西に大日ファンから大ブーイングが飛び、対する関本には大声援が送られた。
関本の眼光がいつにも増してギラついてて見てて名勝負を予感させる立ち上がり。試合は関本が体格差をものともせず序盤から力比べの真っ向勝負を挑んだ。試合に勝つだけなら例えば中西の右腕に関節技を仕掛けて攻撃しても良かったはずだけど関本がそうしなかったのはそんな戦い方で勝っても意味がないと思っていたからではないか。チョップ、ラリアット、タックル、不利を承知で正面からぶつかっていった姿勢は清々しかった。引っこ抜きジャーマンで追い詰めたシーンもあったが最後まで中西を慌てさせるには至らず、最後はヘラクレスカッターで敗れた。


負けたものの”関本大介ここにあり”をプロレスファンの胸にしっかり刻んだいい試合だった。途中で力が入って思わず「関本行けコラ!」とテレビに向かって言ってしまった。関本の身長があと5cm高かったら日本のプロレスの歴史は変わっていただろう。