大日大戦


【ハードコア6人タッグマッチ】 
関本大介佐々木義人、Hi69(ヒロキ) vs 田中将斗金村キンタロー黒田哲広
この中だとHi69が実力的に一枚落ちるが戦況が良く見えてキレのあるキックを武器にローンバトルを強いられることはなかった。絡みで一番面白かったのは何といっても関本と田中の対決。ラリアット、エルボー、ブレーンバスターの掛け合い、どれも見ていて力が入った。途中金村が捕まるシーンがあってHi69のニーアタック、関本の引っこ抜きジャーマン、Hi69のムーンサルトプレスを食って危なかったが爆YAMAスペシャル(バクヤマスペシャル)で反撃するなど要所をきっちり抑える勝負勘はさすが。終盤の絡みも関本と田中。調子に乗った関本が田中を串刺しにしようとダッシュしたら待っていたのは金村のパイプイス。これで一瞬動きが止まった関本を田中がダイアモンドダストでダメージを与える。続くスーパーフライはなんとカウント1で跳ね返した。ラリアットもカウント2ギリギリで返してさすがに田中も「やるなあ」という表情を浮かべる。しかしすぐに左右のエルボーを6発入れてロープに走ってランニングエルボー、最後はローニングエルボーで粘る関本を振り切った。試合後のコメントでも関本の頑張りを認めてた。田中の関西弁久しぶりに聞いた。*1


【蛍光闘恐タワー&蛍光灯200本タッグデスマッチ】 
佐々木貴伊東竜二vs葛西純、"黒天使"沼澤邪鬼コクテンシ ヌマサワジャキ)。
病気欠場していた葛西純の復帰戦はいきなりのデスマッチ。入場するとき蛍光灯を旨そうにペロリと舐めるなどいつもの狂気性は健在だった。病み上がりの葛西が捕まりかけたがリバースタイガードライバーで伊東を叩きつけてから045邪気違'S(ゼロヨンゴジャンキーズ)ペースになった。伊東は勝負をかけたドラゴンスプラッシュが誤爆してしまったのが痛かった。葛西は鉄柱に昇ってゴーグルをつけて「シェー」をやってから蛍光闘恐タワーを持って寝てる伊東に必殺のパールハーバースプラッシュ。最後はふらついた伊東と沼澤の一騎打ちになって神威(カムイ)で沼澤が丸め込んで伊東超えを果たした。負けた伊東は呆然。次回の横浜大会で伊東と沼澤が蛍光灯観覧車デスマッチを戦って勝った方が佐々木貴の持つBJWデスマッチヘビー級に挑戦することになった。