森嶋猛、力皇猛 vs 高山善廣、杉浦貴
スーパーヘビーの3人に囲まれる格好になった杉浦の活躍が見所。
先発は力皇と杉浦だったが力皇は高山を指名。それを受けて高山が出てきていきなり激しいバトルが展開された。高山は顔に精気が戻ってすっかり復活した感じがする。
高山は力皇に弓矢固めをかけようとするが持ち上がらない。すると杉浦が出てきてアシストして完成させた。これは杉浦の好プレー。
杉浦は体格差をものともせず力皇を中年’Sリフトで投げることに成功する。背筋がよっぽど鍛えられてないとこんな芸当は無理だ。
森嶋は側転からのラリアットや最近使い始めたヒップアタックを駆使して高山に襲い掛かる。森嶋は良いレスラーに成長した。昔は巨体を持て余してたけど今は自分の体の使い方をよく知ってる。
終盤になっても杉浦の動きの良さは変わらない。森嶋をジャーマンで投げると、乱闘の中オリンピック予選スラムでも投げた。体重差が40kgぐらいあるのにこれはすごい。
ワイルドIIはダブルインパクトを狙うもこれを杉浦はかわし、力皇をすかさずアンクルホールドで捕獲。高山・杉浦組はここが一番の勝機だったか。
なんとかしのいだワイルドIIは息を吹き返して力皇が杉浦を持ち上げ森嶋がトップロープからダイビングヒップアタックを命中させる。最後は力皇のラリアット→無双の前に杉浦が沈んだ。でも杉浦は本当によく頑張った。丸藤とジュニア同士のヘビー級タイトルマッチをやらせてみたい。
