マジそれなー

*BOOKSTAND.TV(BS12 4月19日)

前編

出演:二瓶有加さん

司会:でか美ちゃんさん、原カントくんさん

ナレーター:工藤遥さん

 

工藤 「今夜のゲストは女優でタレントの二瓶有加が登場。本好きが絶対にお勧めしたい2冊の面白さを熱くプレゼン」

 

原  「BOOKSTAND.TV今夜もお届けしたいと思います。でか美ちゃんよろしくお願いします」

でか美 「よろしくお願いします」

原  「今日はねこの番組に相応しい本好き女子が来てくれてるということで」

でか美 「嬉しい」

原  「もう早速ご紹介しましょうかね」

でか美 「はい」

原  「タレントの二瓶有加さん。よろしくお願いします」

でか美 「よろしくお願いします」

二瓶 「よろしくお願いします」

 

工藤 「二瓶有加はガールズグループPINK CRES.でデビュー。解散後タレント、役者として活動しています」

 

二瓶 「お久しぶりです」

でか美 「お久しぶりです」

原  「あるんですね面識が」

二瓶 「私がグループ活動を以前やっていてその時のライブにでか美さんよくいらっしゃって」

でか美 「よく行ってました」

原  「PINK CRES.

二瓶 「PINK CRES.の時にはお世話になりました」

でか美 「ありがとうございました。今では女優とか舞台にも出られて」

原  「本がね非常にお好きだということを」

でか美 「やっぱりPINK CRES.さんの中でも二瓶さんの立ち位置ってダンスが上手い、陽気なギャルみたいな感じ」

二瓶 「(笑)」

でか美 「イメージが本当に強かったから「あ、本好きなんだ」って思って」

原  「まさかって」

二瓶 「でもぶっちゃけそのイメージを裏切りたくてグループを始まってから読み始めたような感じです」

でか美 「あ、なるほど」

二瓶 「そうなんです。ギャップでファン増えるかなと思って(笑)」

でか美 「ちょっと戦略的な」

二瓶 「バカあざといところから本をチラ見せしてたんですけど、でも最近はもう普通に習慣というか、いう風になってますね」

原  「早速紹介してもらえます?好きな本をね」

でか美 「そうですね。せっかくなので」

二瓶 「じゃあまず1冊目、私が紹介したいのが柚木麻子さんの『BUTTER』」

原  「尋常じゃない付箋ですね(笑)」

でか美 「めっちゃ付箋ある」

 

工藤 「そんな付箋いっぱいのこの本は濃厚なコクと鮮烈な舌触りで著者柚木麻子の新境地を開いた一冊」

 

二瓶 「もう昨日の夜何今日伝えようと思って好きな表現のところに赤線と付箋貼ってたら大概な所になってしまって(笑)」

原  「全部じゃん殆ど」

二瓶 「殆ど全部なんですけど」

原  「全部じゃねえかっていう」

二瓶 「厳選してこの付箋の部分ですね。これが好きで、この本は私が小さい頃からべつに言葉にするわけでもないし意識的に苦痛に感じたことはないけど大人になればなるほどなんかこう女性として・・・」

でか美 「生きづらさというか」

二瓶 「生きづらさ、それをこう語源化(※言語化?)してくれて「あ、そうそう私これに悩んでたんだ」って気づけた本で、それでこの本がとても好きです」

原  「でもよくその本を手に取られましたね。その本って確か実際に起きた結構エグい事件(首都圏連続不審死事件 - Wikipedia)をテーマに」

でか美 「モデルにというか」

二瓶 「元にしてますよね。出てくるのが財産を奪って殺害した容疑で捕まっている梶井真奈子とあと週刊記者の町田里佳、この2人が主人公なんですけど町田里佳が梶井真奈子を取材しに東京拘置所に取材に行くところから物語が始まるんですね。どうしてこの梶井真奈子に取材をしに行くのかっていうのが梶井真奈子自身が若くもなく、痩せていなくて美しくもないっていうそういうところから始まっているんですけど。文引用してもいいですか?」

でか美 「これね是非好きな表現のところ」

二瓶 「そうなんですよ」

原  「滔滔と読み上げて頂くと」

二瓶 「「こんなにもこの事件が注目されたのは彼女の容姿のせいだろう。美しい美しくない以前に彼女は痩せていなかった。女は痩せていなければお話にならないと物心ついたときから誰もが社会に刷り込まれている」というこの文からべつに誰が言ったわけでもないけど、やっぱ細く綺麗であることがグループ活動してる時もそうだったし、それをしてなくてもなんか求められてたなっていう風に思って」

原  「ルッキズムってやつですかね」

二瓶 「そうですね。で、この事に対して週刊記者の町田里佳の言ってることがもっと私は響いて「どんな女だって自分を許していいし、大切にされることを要求して構わないはずなのにたったそれだけのことが本当に難しい世の中だ。」って言ってて「わあーマジそれな」っていう」

でか美 「感想めっちゃギャルだった(笑)」

二瓶 「(笑)」

でか美 「マジそれなー」

二瓶 「マジそれなーってなって、これが冒頭」

原  「冒頭ですよ冒頭」

二瓶 「冒頭なんです」

でか美 「一気に引き込まれるっていうか二瓶さんが「あ、生きづらさってこういうことだったんだ」っていう」

二瓶 「そう」

原  「でもそのルッキズムって二瓶さんがやってるお仕事の中でも女優とかタレントって引き受けなきゃいけない仕事なのかなって思うんですけど、そこらへん読んでて共感する部分ありますか?」

二瓶 「そうですね、やっぱりアイドルとか女優さんっていうと」

原  「綺麗とか可愛いでね」

二瓶 「美しいもの」

でか美 「憧れの対象」

二瓶 「憧れの対象。でも自分は芸能界に入ったのが20歳だったので周りから求められてる事と自分自身の差になんか生きづらさを感じてて「あ、こういうことだったんだな」って」

原  「言い当ててくれたなと」

二瓶 「そうなんですよ」

原  「35歳、ほぼモテ要素がないカジマナですか」

でか美 「登場人物がいますけど」

原  「その人がなぜか色んな男の人が惹きつけられてるんですよね」

二瓶 「そうなんです、で、町田里佳自身もちょっとずつ洗脳されていくし、で、本を読んでいる自分もカジマナにちょっとずつ洗脳されていくんですよね」

原  「そういうことですよね」

二瓶 「で、私このカジマナの語録で凄く好きな言葉があって、ちょっと付箋使いますね。せっかく貼ってきたんで(笑)」

原  「その付箋(の量)から見つけられるなってぐらい貼ってますね」

でか美 「逆によく出るなって(笑)」

二瓶 「ですよね。あったあったここですここです。町田里佳自身もどうしようってなってる時に言うカジマナの言葉が「あなたはもっと自分を好きになるべきなんじゃない?」って言うんですよ。町田里佳が「いや、でもそんなあなたのように自分のこと好きになって自信を持って振る舞いたいけど、それが一番難しいことなんですよ。」って言うとカジマナが「あら、そんなの簡単よ。努力だの精神論なんてどうでもいいの。その時、一番食べたいと思うものを好きなだけ食べるのよ。耳をよく澄まして、自らの心や身体に聞いてみるのよ。食べたくないものは決して食べないの。そう決心した瞬間から心も身体も変わり始めるわ。」って言ってて」

原  「なんか僕までカジマナに惹きつけられるような」

でか美 「そう凄い惹きつけられる言葉で」

二瓶 「惹きつけられますよね、で、カジマナ自身はこのポッチャリした腕もこの胸もお尻も全部自分の好きなものが詰まっていてこの体を凄く愛しているんですよ」

原  「うん」

二瓶 「なんか私それが「え、太っていいんだ」じゃないけど(笑)、この体も愛していいんだみたいな。私もこの体型のことで言われることも多かったし、自分も悩むことが多かったから「あ、これが自分のありのままでこれを愛していいんだ」ってなんか救われた文章でもありましたね」

でか美 「言ってることが正しく聞こえてくるというか、で、実際太ってる痩せてるを他人のジャッジされて愛する愛せないを決まるのおかしいじゃないですか」

原  「はい」

でか美 「それを初めて言ってくれたのが獄中にいる人っていうのが」

原  「そうなんですよね」

でか美 「このバターっていう作品の肝だと思うんですけど」

原  「しかも殺人っていう人が死んでいくってことだと食べることってある種生きることの象徴みたいな行為が常に描かれていくっていうのがね、もう柚木先生ってどこまで持って行くんだっていう」

 

工藤 「そんな心惹かれるシーンがまだまだあるというのですが」

 

二瓶 「164ページの・・・」

スタッフ 「(笑)」

でか美 「付箋って便利だなー」

二瓶 「便利だなー。貼っておいて良かった」

原  「ページ数分からなかったら貼ってなくてもいいんじゃないか」

二瓶 「(笑)」

でか美 「よりね、スムーズに」

二瓶 「カジマナが町田里佳に、”必ずあなたは男に抱かれて深夜の何時頃、しかも寒い夜、そしてバター増し増しの塩バターラーメン食べなさい”っていう」

原  「そんなバターが来る?」

二瓶 「そうなんです。それを実際町田里佳は実現するために冷めかかっていた恋人とお泊りをして実際新宿の歌舞伎町までバターラーメン食べに行くんですけどバター増し増しで」

原  「歌舞伎町」

二瓶 「それがなんか私もこれ経験してみたいって思った(笑)」

でか美 「あー、うんうんうん」

二瓶 「なんかちょっと椎名林檎さんになった気分。分かります?」

でか美 「条件とか環境込みで美味しいんですよね」

原  「美味しいのね」

二瓶 「全部込み込みで」

原  「やっちゃいけないこと全部やってる感じですよね(笑)」

でか美 「そうそうそう」

原  「色んなことが満たされる」

二瓶 「私その頃このカジマナにめちゃめちゃ洗脳されてた時」

原  「(笑)」

二瓶 「ラジオ番組でも「私は3大欲求に正直に生きます!」とか言ってました」

でか美 「そんな子なかなかいない」

二瓶 「そうそう」

原  「マネージャー大丈夫なの?」

でか美 「3大欲求に素直に生きてる人って言わないんですよねそれをね。ずるいんだよなああいつら」

二瓶 「なのに生放送で言ってました(笑)」

でか美 「さすが(笑)」

 

明日へ続く 

 

竹内朱莉さん直筆番組タイトル

世界まぐろデー 川村文乃 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba

今週は広島県熊野町特集で特産品の熊野筆を使ってる書道家として竹内朱莉さんがVTRに登場して、何も知らされてなかった植村あかりさんと川村文乃さんビックリ。出演が終了したと思ったら今度は熊野筆を使った刷毛でお好み焼きを塗っててビックリ。二人のリアクションが面白かったです。そして番組タイトルを書いてくれました。俄然お店感が出ますね(^_^) 

 

*MAMOR 川村文乃さん

アンジュルム・川村文乃が練馬駐屯地でグラビアに挑戦!【画像あり】 - MAMOR-WEB

短いですがインタビューもあります↑

 

アンジュルム大阪公演

おおおおおおさか 平山遊季 | アンジュルムメンバーオフィシャルブログ Powered by Ameba

実はツアーの前に松本さんとマネージャーさんと道頓堀に行って大阪を満喫させていただきました!!

 

グリコ! 松本わかな | アンジュルムメンバーオフィシャルブログ Powered by Ameba

定番といえば定番だけど大阪出身のわかなちゃんもやっぱり撮りたいんですね(^_^) 

 

山岸理子さんのパンダさんパワー

"パワー!!"山岸理子 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

パンダさんポーズが徐々に浸透してきてる。

 

No.1385 JAPAN JAM♪おまけ 山﨑愛生 | モーニング娘。’23 15期オフィシャルブログ Powered by Ameba

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