NHKアーカイブス「すべては乱歩から始まった〜日本ミステリーの父 没後50年」

司会: 森田美由紀アナウンサー ゲスト:嗣永桃子さん、綾辻行人さん
ももちはゲストの綾辻行人さんのファンだそうで「今日はこうやってお会いできてすごく光栄です」とやや緊張気味にご挨拶。


森田 「嗣永さんはミステリー作家の作品の解説を書くぐらいのミステリーファンだと伺ってますが」
嗣永 「そうなんです」
森田 「江戸川乱歩は読んでいました?」
嗣永 「そんぐらいミステリー好きって公言しているにも関わらず実は見たことがなくて勿論名前は存じ上げてはいたんですけれども、(読んだことは)なくてでもこれを機にですねデビュー作の『二銭銅貨』を読みまして、その通り!って思いました」


二銭銅貨』を読んだ感想は「まずそもそも日本にあるミステリーの一番のご先祖様なわけじゃないですか。慎重に読まなきゃっていう使命感に駆られながら読んだんですけど。ちょっと震えながら読んだんですけど」「難しい言葉分からないんですけどサラッと読めて面白かったです」。
このあと絢辻さんの作品の魅力などを語ってました。ハロメンでミステリーを語る人は他に居ないので貴重です。


江戸川乱歩は大御所になった晩年も、台頭してきた若いミステリー作家を否定せずきちんと評価してミステリー業界の発展に貢献した。嗣永「自分に置き換えて見ると、私今アイドル活動してます。自分を差し置いて他のアイドルの良さを広めて全体を引き上げるってことですよね。なかなかっていうか絶対できないですよそんなの。やっぱり私は自分自分自分っていう性格なのでみんなを盛り上げたい。そのために自分が積極的に活動したいってなかなか思ってても行動に移せなかったりとかすると思うんですよ。自分に置き換えると。なぜできるんですかね」。