みうな 「みうなノート」

76ページから79ページはみうなさんの特集。

「どうしてノートを取るかですか?書くと覚えるというじゃないですか。そうすれば、意識を高く持っていられるかな、と思ったんです。」
「リーダーは強い責任感を背負うから、自然と周りのみんなより意識が高くなる。みんなは最高までがんばっているつもりでも、その最高値をさらに引き上げられると知っているんですよ。私も、言われて気づくのではなく、自発的に意識を高めて、キャプテンについていきたいですね。」

小学校時代班長、中学で3年間学級委員をしててリーダーの立場の気持ちはなんとなくわかるというみうなさん。キャプテンの吉澤さんに絶対の信頼を置いてるからこそこの人についていけばきっと上手くいくと考えて、そうなれるように努力を続けています。ただダラダラと後ろからついていくのではなく並走ぐらいの感覚で一緒にガッタスでやっていきたいという心構えの一端が覗けます。MIX GATASで初めて後輩を引っぱる経験をしてとても有意義な時間を過ごすせたのではないかと思います。

−昨年からはサッカー関連の本を読むようになった。自身のフットサルはどう変わったのか。
「何かを考えなきゃいけないときに、自分の考えだけではそれまでと変わらない。なにか新しい考えを入れるには、本を読まなきゃ、って思うんです。
「フットサルをはじめ、スポーツは『心技体』ですから」

みうなさんのイメージは自分もそうなんですけど不思議ちゃんというか、突拍子もないことを言い出したりする天然キャラの印象が強いんですが、実はいろんなことを考えて努力を怠らないしっかりした人みたいです。彼女がサッカーを勉強熱心なのはカントリー娘。の日記を見れば見当つきます。毎週毎週サッカーのことをたっぷり行数使って書いていてサッカーをもっと好きになりたい、もっと強くなりたい、そういったものが文章から伝わってきます。18日の日記には「私の中で、サッカーをみることが、どんどん楽しくなっています!いろんな試合を見て、研究して、サッカーに詳しくなりたいです!」とまで書いてます。不断の頑張りは着実に実を結んできています。

「昨年5月の大会、初めて蹴ったPKのときは、本当にチームのために、って自分が思えた。やっぱりあそこから変わったと思う。自分のためにがんばって失敗したら、自分しか助ける人はいない。でもチームのためにがんばって失敗しても、チームのみんなが助けてくれる。そう考えれば、心強くなりますよね。」

今や伝説となっている昨年5月のcarezza戦のPKはみうなさんにとって大きなターニングポイントになったようです。失敗を恐れず挑戦する勇気を奮って実行に移すことができた。その土台になったのは合宿などで培ったメンバーの温かさと絆の強さがあったからだと思います。

「いい部分も悪い部分もちゃんと理解して伸ばしたり、改善したり、という気持ちで臨まないと、結局のところチームに貢献できない。それが現実ですから」

成長は拙速よりはゆっくりでも修正をこまめにしながら進んでいった方が効果的とみうなさんは考えているようですね。行く着く先はチームに貢献して勝利を導くこと。一人一人の活躍が勝ちに繋がることを彼女はしっかり認識しています。