柴田あゆみ 「くじけない心」

73ページから76ページは柴田あゆみさんの特集。

「ひとみんがガッタスを卒業したことは、すごく寂しかったし、私にとっても大きなできごとでした。それまで、二人でいたからがんばれたことも、一人になって弱気になってしまう部分も多少ありました。」

最初ガッタスメロン記念日大谷雅恵さんもいて3人所属してたんですよね。それが大谷さんが辞めて斉藤瞳さんと二人になって、それから芸能活動で練習に来れなくて苦悩したことは『万才!フットサル』で見ることができます。それが最後は柴田さんだけになってしまって寂しかったでしょうね。相談するにしても他のメンバーよりはそうした同じ苦労を体験した斉藤さんの方が理解してもらいやすいというのもあったでしょう。斉藤さんの退団が決まって柴田さんも相当悩んだそうです。

「自分でも思っていたことですが、、以前は、もっと後ろから声を出して、一生懸命コート上の仲間をひっぱっていこうとする攻撃的な自分がいた。でも、だんだん声をもらうようになっちゃって。『以前の攻撃的な柴田さんが見たいな」』ってアドバイスをもらって、納得できたんです。」

最初の頃は年上だしリーダーではなくても自分が引っぱらなきゃという意識があったのでしょうか。それが段々出場機会が減っていって攻撃的な面が影を潜めていったのかもしれません。しかしコーチに特訓を志願して練習しながら悩みを相談するうちに現在彼女の持ち味が少しづつ戻ってきてる時期なんだと思います。

「意識を高く持つことの大切さを教えてもらったと思います。」「モチベーションを高く持つことの難しさを痛感していただけに、ホントにいい経験でした。」
−ゲームキャプテンを務めた1週間で得たものは?
「また、ガッタスのことが好きになったかな」

グッドウィルカップで初めてキャプテンを務めて、吉澤さんがチームに懸ける思いをしっかり理解し、モチベーションを高い所に設定したことで視野も広がったと思います。冒険王リーググループE、スフィアリーグの5th、6thで一皮剥けた姿を彼女は見せてくれることでしょう。