*BOOKSTAND. TV(BS12 7月3日)
出演:宮本佳林さん ナレーター:工藤遥さん
司会:水道橋博士さん、原カントくんさん
 
中編
 
CM明け
工藤 「博士流分析。歌手宮本佳林はどこの系譜に?」
 
原  「児玉さんが宮本さんの歌を聴いて怖くなったって言ってましたね」
宮本 「いやいや」
博士 「怖くなったって言われてるんですよ」
宮本 「いやー嬉しいですね」
博士 「小林幸子以来ですよそれ」
宮本 「(笑)」
博士 「(美空)ひばりさん亡きあと小林幸子天童よしみさん、あなたですよ」
宮本 「ありがとうございます」
原  「凄い系譜に入れられてしまいましたね」
宮本 「もうちょっとキラキラした服で来れば良かったって今後悔しました。でもやっぱり歌が本当に上手いっていうメンバーは他にもいまして、今現役ですと段原瑠々ちゃんとはカラオケのバトルとかに出れるレベルの歌唱力があるので、自分自身はカラオケとかで点数出ないそのなんでですかね音程とかがめちゃめちゃ完璧とかいうタイプではなくて」
博士 「あ、そうですか」
宮本 「そうですよ」
博士 「なんか絶対音感でやってるように見えるけど」
宮本 「そうじゃないんですよ。そこが自分の中でもずっとずっと追い求めていくための材料の一つになっててありがたいんですけど、表現と完璧ななんて言うんですかパフォーマンスの音程とかリズムとかって、ちょっとね相容れない所があったりするんですよ」
原  「はあはあはあ」
宮本 「ズレたほうが表現として繋がってったりするので、そういう所をやっぱ自分の中で探し求めていくのが自分の中で楽しくて今歌手をやってます」
博士 「完璧主義者なんですね」
宮本 「いやいや」
原  「でもデータで100点を取ったから一番伝わるわけでもないんでしょうね歌っていうのは」
博士 「そりゃ歌っていうのは難しいですよ。だから特にね流行歌っていうのは上手いから売れるわけじゃないから」
原  「ほおー」
宮本 「そうですね。アイドルって歌が上手い子が人気になるわけじゃないんですよやっぱり。だからその人気メンバーをバーって見ていくと「歌じゃないな」って分かると思う」
原  「なるほどね。佳林さんは昔からやっぱり幼い頃から歌のある環境で育ったんですかご家庭でも」
宮本 「そうなんですよ母親が松田聖子さんが大好きで」
博士 「松田聖子も凄いからね」
宮本 「本当にもう松田聖子さんの英才教育を受けて生きてきたので、もう沁みついててそんなつもりはないのになんか「似てる歌い方するよね」って言われることあったりします」
博士 「あー分かります分かります。高音の伸び方とか特にね」
宮本 「特に「る」とかが松田聖子さんは例えば『天使のキッス』(※注 正しくは『天使のウィンク』)の最初のほうだったら「♪叶えてあげる」が「る」じゃなくて「るぅ」」
原  「あー上手い」
博士 「既に松田聖子ですよ」
宮本 「(笑)」
原  「今ね結構至近距離で食らったんですよ」
スタッフ 「(笑)」
宮本 「この「る」が私自身の楽曲でもこういう「る」が出たりするとファンの方だったりに「あ、松田聖子さんのこと好きなの分かるな」って言われたりします」
原  「あー」
博士 「意外に自分の声って自分で分からなかったりするもんですね」
宮本 「分かんないです」
博士 「だから対談を読んでて伊代ちゃんのね、松本伊代さんが自分も松田聖子さんみたいな声でデビューすると思ってたら「自分の声ってあんな声なんだ」って思って」
原  「脳内ではね」
博士 「そうそう、だけどそっちのほうがいいからそっちで今までデビューしなさいって」
原  「センチメンタルジャーニー」
博士 「「♪伊代はまだ~」っていうあの声のほうがいいからあの声でっていう直さずにね」
宮本 「いやー本当にあの当時の私も大好きで色んな文献とかを見たりしてるんですけどそのプロデューサーさんの密接な感じ?「この声は違う」とか、あと中森明菜さんとかって初期とか凄い澄んだ感じの松田聖子さん寄りの声の出し方してたのに、やっぱり色々あって格好いい感じにシフトチェンジして行ったりだとか」
博士 「あれね80年代アイドル熾烈だからアイドル自身のどこの隙間にどの人を入れるみたいなのが相対的なところで「ここは空いてるから」みたいなの色々あるんですよ」
原  「つまりあれですね歌の上手い下手じゃなくてプロデュース力というか」
 
工藤 「このあとはライブのハプニングをみんなでカバーするアドリブ力に迫ります」
 
CM明け
工藤 「宮本佳林のアドリブ力をにわかファンの博士が」
 
博士 「中野サンプラザでかなともが歌詞を忘れたんですよ『GIRLS BE AMBITIOUS』のね」
宮本 「うんうん」
博士 「それのフォローに入った時のあのシーンなんか何回も観ますよ」
スタッフ 「(笑)」
原  「それは何かの事件として」
博士 「事件ですよね」
宮本 「事件ですねやっぱりメンバーって・・・」
博士 「パーって真っ白になってるんですから」
宮本 「歌詞が飛んでってその楽曲って自分の自己紹介をしますみたいな楽曲なんですね」
博士 「うん」
原  「それで歌詞飛んでしまったんですか?」
宮本 「飛んでしまったので金澤朋子ちゃんはセクシー担当しまーすみたいな自己紹介するつもりだったけどド忘れしたので「いや私がセクシーです」って割り込みに行くっていうことでライブがね」
原  「凄いですねそのバランス力というか」
→その時の実際の映像
博士 「スターウォーズでいうハン・ソロみたいな」
原  「ハン・ソロ(笑)」
宮本 「(笑)」
博士 「ルークの危機を救ったみたいな」
原  「それもねしかもかなともさんが悪く見えないような感じで」
博士 「なんかちょっと照れててね」
宮本 「いやもう恥ずかしがっててファンはそういうところが一番おいしいんですよ」
博士 「そういうのが可愛いんですよ」
原  「むしろそこが」
宮本 「そう」
原  「ほころびみたいな所も含めて」
宮本 「もうねえ失敗しちゃった時のアイドルの方のあの顔。もう可愛い~ったらありゃしないですよ」
博士 「ありゃしない。君まったく付いて来てないね一緒に」
原  「(笑)」
スタッフ 「(笑)」
博士 「長くやってんのに。俺がすっかり成長してんのに」
宮本 「(笑)」
原  「本当にすみません。結構かなともさんとかと色んな話できたんですけどね。博士さんが詳し過ぎて面白くなっちゃって」
博士 「だって俺毎朝見てますもん」
宮本 「モーニングルーティーンの中で」
博士 「モーニングルーティーンですよ。有名ですよ俺クラブハウスを起ち上げてただ一方的にJuice=Juiceの曲を相手に聴かせるっていう」
宮本 「嬉しい」
原  「博士さんクラブハウスに色んなJuice=Juiceのコミュニティみたいなのに出てるっていうの僕掲示板で読みましたよ」
宮本 「そうなんですか」
原  「もっと他の人にしゃべらせてほしいっていうクレームめいた(笑)」
スタッフ 「(笑)」
博士 「それは俺そんなにやってないけどなあ」
原  「うち見ましたよそれ」
博士 「そうですか。じゃあそれあったかもしれないですね」
宮本 「今度影で全然違う名前で参加して歌いますね」
原  「おー!」
博士 「いいですね」
原  「これこそ事件ですよ本当にもう」
宮本 「(笑)」
原  「でもね博士さん、歌い手だけじゃないんですよ宮本佳林さんは。自ら、なんて言うんですかね作詞作曲まで」
博士 「凄いですね」
原  「どこまで行ってしまうんだと」
宮本 「作詞作曲はそんなに、それこそなんて言うんですか、どうぞって言われて今すぐできるとかではないですけど、私自身それこそ楽器を何もやってきていなくて音楽のことをあまり知らな過ぎるなっていうので曲を作ったり、あとコード理論だったりそういう理論的な事を分かったうえでレコーディングに参加してちゃんとディレクターさんと会話がしたいっていうことが最初の目的で」
原  「おー偉いっすね」
宮本 「色々ねファンクラブのイベントとかで作った楽曲を披露させてもらったりしてます」
原  「あーしかもその目的がいいですね。ちゃんとプロデューサーというかディレクターと同じ立場で会話したい」
宮本 「(笑)」
原  「共通言語で会話したいから」
宮本 「はい」
原  「作詞作曲を学んでいくっていう」
宮本 「そうですね」
原  「博士さん気になる情報がありまして」
博士 「はい」
原  「エムカクさんからヤングタウン2018年12月8日にどうも宮本佳林さんが出たらしいんですけども、小学校3年生の時ダンススクールに通ってる時にですねダンススクールの先生にアドバイスされ芸人を目指そうとした時期があったという発言もあります」
博士 「小3で?」
宮本 「はい」
博士 「君まえだまえだより早いよ」
宮本 「(笑)。その当時のダンスの先生が歌ったり踊ったりは勿論だけどまずは芸だっていうことで」
原  「はい」
宮本 「『エンタの神様』受けたんですけど」
博士 「小3で?」
宮本 「小3で」
原  「おいおいおいおい(笑)」
博士 「おいおい」
宮本 「受けたんですけど「僕達の時間無駄にしないもらっていいですか?」っていう返しが来て」
原  「子どもに向かってなんてこと言うんだ」
博士 「(笑)」
宮本 「でも小3当時は分からなかったんですよ。「何言ってんだろうこの大人達はなんか凄い怖い顔して私達に何言ってんだろう」って思ってたけど今振り返ったら「うわ~寒気」みたいな」
原  「まあねえ何も知らないっていうのは結構強いですから」
宮本 「強いです」
原  「でもそれでもしオーディション通ってたら人生変わってた可能性ありますからね」
宮本 「いやー全然180度違ったでしょうし勿論ネタ作りとか、あとネタ集めとか、それこそ空想ゲームとか色々そういう芸人さんがよく話してるエチュードって言うんでしたっけ」
原  「はいはい」
宮本 「あそこ通ってるですよ」
原  「凄いなやっぱり佳林さん。やっぱり貪欲に吸収していこうっていうね」
宮本 「そうですね」
原  「佳林さん遊んでる時間とかあるんですかちゃんと」
宮本 「あ、そうですね遊ぶというよりはアニメとか漫画とかが好きで」
原  「どういう漫画なんですかね色んな漫画あると思うんですけどね」
宮本 「基本はバトルとか少年漫画が好きで」
原  「あ、そっちのほう」
博士 「これ結構珍しいな」
宮本 「いや本当にそれこそ毎週少年ジャンプを毎週購読って言ってアプリで、月曜発売なんですよねジャンプって。でも日曜から月曜に変わる0時ピッタリにアプリだと公開されるので。それの人なんです」
原  「ホンマもんですねこの人は」
 
工藤 「このあとはホンマもんが最新漫画を紹介します」
 
つづく

後藤真希さんと高橋愛さんがドライブデート

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女性にあまり年齢のことを言及するのは失礼だと思いますが後藤真希さんも高橋愛さんも本当にずっと若々しくて可愛くて魅力的な人です。やはり大人数人気グループでエースと呼ばれた人物は普通の人とは違う何かを纏っているように思います。

*有澤一華さんの野中美希さんとの秘話公開

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ファン時代イベントに行ってた人がその後オーディションに合格してハロプロメンバーになった話は金澤朋子さん等何人かいて、そのたびに「頑張れば夢が叶うこともあるんだ」と感動します。今回は有澤さんの貴重な話を聞けて嬉しいです。

 

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