すかいらーくグループリーグ最強決定トーナメント観戦記(7)

まず準決勝第1試合、BUONE CONDIZIONI 対 knt!サプライズの試合は開始10秒でBUONE CONDIZIONIが先制、更に1分後に追加点を入れて前半2-0、後半0-0で終了して2-0でBUONE CONDIZIONIが勝った。最初はどうなることかと思ったけど2点取られてからknt!サプライズはよく粘った。


準決勝第2試合はGatas Brilhantes H.P. 対 EMULSIONS。EMULSIONSは夢庵ステージを3試合無失点、この日も1回戦を無失点で終えていて守備の堅いチームです。先制を許して追いかける展開にはしたくない。
よっすぃ〜は出場時間が短かったけど試合開始直前の5人だけの円陣には加わって気合入れてからベンチに戻って来るなどキャプテンらしさは見られた。


試合は前半0-0。1失点が命取りになると考えて見てたので息が詰まりそうな緊張感を味わいながら観戦しました。案の定EMULSIONSはディフェンスがしっかりしてて是永さんをもってしてもゴールを奪えない。


後半3分ガッタスが待望の先制点。永井さんが決めてくれました。永井さんはドリブルでトップスピードに入るまでが速い。すぐシュートしやすい位置まで移動して蹴ってしまうから相手に準備させる暇を与えない。


先制して沸き立つガッタスサポーターと焦りの表情が浮かぶEMULSIONS。しかしEMULSIONSは果敢にゴールを狙います。ゴレイロがこんこんじゃなかったら危なかったかもしれませんね。
途中大歓声で審判の声が聞きにくかったのかどっちボールの判定が分からず、結局相手ボールと分かって地面に叩きつけてワンバウンドで渡した柴ちゃんのキレ具合には冷や汗が^_^;。


その後は一進一退。時間がなくなっていき規定の8分が過ぎるがロスタイムは長めで審判がなかなか笛を吹かない。ワンプレー、まだ終わらずワンプレー、それが終わってもまだ更にワンプレーありという感じでEMULSIONSはせっかくもらったチャンスを生かすべく猛攻を仕掛けてくる。一刻も早く時間が過ぎてくれと祈りながら応援してましたがそれでも終わらず1分ぐらい経過してもうこれが本当に最後のプレーだろうというとき菅原さんがドリブルで中央を抜け出すとゴレイロと1対1になってシュートすると見事にゴールネットを揺らし追加点。EMULSIONSのゴレイロはその瞬間両膝をついて手で顔を覆って立ち上がれなかった。


結局2-0でGatas Brilhantes H.P.が決勝進出。そのゴレイロの選手はピッチを去るときまでずっとタオルで顔を押さえて泣いてる様子でした。彼女がもしフットサルをしてなかったらこんなつらい思いすることもなかっただろうにと思うと複雑な気分になりました。勝負の世界は非情です。



つづけ