大日本プロレス中継 大日大戦

BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合デスマッチダブルプロデュース蛍光灯&ケージ+αデスマッチ。(長い!)
【王者】 佐々木貴 vs ”黒天使”沼澤邪鬼 【挑戦者】


両者がリングを半分ずつ自分の好きなようにプロデュースして試合する形式。2人が設置したのは蛍光闘恐タワーと蛍光灯で作ったバリケードと金網のケージだった。+αの正体は試合半ばで判明する。


沼澤はいつものようにチェーンソー片手に入場した。昔IWAジャパンの大泉東映撮影所大会を見に行った時チェーンソーを持ったスーパー・レザーに追っかけられて本気で怖かった。「ウィィィィィィィン!」っていうあの音が大きくて怖いんですよ。で、興行が終わって控え室前をうろついてたらターザン後藤が出てきてすれ違ったんだけど腕とふとももが尋常じゃない太さでビックリした。


開始早々沼澤は神威で貴を慌てさせる。この後蛍光灯で打ち合ってお客さんから早くも「キ○ガイ」コールの大合唱が発生して「観客のみなさんが放送上不適切な言葉をコールされています。お聴き苦しい点お詫びいたします」のテロップ出た。このテロップ自体はしょっちゅう出るけどこれだけ早いタイミングで出るのは珍しい。
試合はお互い蛍光灯を使った攻撃で両者とも流血。貴は蛍光灯バリケードに突っ込んで大きなダメージを負ってしまう。
この試合のハイライトはケージ上で貴がライガーボムかD-ガイスト、沼澤は天ノ邪鬼(変形バックフリップ)を狙ったシーン。なんとか必死に堪える2人。しかしここで沼澤が布袋で大事そうに運んだ蛍光闘恐タワーを貴の顔面にフルスイングすると蛍光灯の破片と共に中から出てきたのは大量の画鋲!この「黄金の雨」(by.沼澤)こそが沼澤が用意した+αだった。そして沼澤はなんのためらいもなくこの高い位置から蛍光灯の破片と無数の画鋲が転がるマット上に天ノ邪鬼で二人同時に背中から落下。沼澤は本当にキ○ガイ(最高の褒め言葉ですよっ)としか思えない。


いくらタフなデスマッチファイターといえどもこの攻撃を食っては動けず両者ノックダウン。しばらく大の字のままだった。しかしそれでも立ち上がってタイトルを獲りに行く。貴はD-ガイスト、沼澤はシュバインを行なうが両者なんとカウント1で返して李日韓レフェリーもびっくり。貴は『右脚』(=TAJIRIのバズソーキック)with蛍光灯を放つがこれでも決まらない。最後は沼澤の頭に頭巾型の蛍光灯の束をかぶせてその上からもう一発右脚。蛍光灯もろとも沼澤の頭を吹っ飛ばしてようやくこの死闘にピリオドを打った。佐々木貴は初防衛に成功。
っていうかお客さん「キ○ガイ、キチ○イ」言いすぎですから!!何回ピーが入ったことかw