2ndステージの感想その5 人間ドラマあれこれ1(小島くるみ、是永美記、みうな編)

カレッツァ小島くるみ選手対TEAM dream宇津木めぐみ選手の戦いが自分の中で俄然面白くなってきました。どちらも名前がひらがな・・・あ、それは別にいいんですが、今までガッタスの是永選手と小島選手がスフィアリーグナンバーワンを争ってるような感じだったのがその二人に割って入ったのが宇津木選手でした。準決勝での戦いは小島選手が100%の力を出しても駄目で、110%を出しても駄目で、120%を出してようやく1点返したという感じでドラゴンボールで例えるなら小島選手がべジータで宇津木選手がフリーザといったところでしょうか。*1今までチームプレーを大事にしてきた小島選手が宇津木選手の芸能人女子フットサルであることを忘れたかのようなワンマンショーを見せられてリミッター開放、MAXパワーで向かっていく様ははっきり言って格好良かったです。小島選手はスフィアリーグ選抜チームで一緒だった宇津木選手のことをよく知ってると思います。小島選手がこれから試合を見せてくれるのか楽しみです。カレッツァのムック本が発売されたらそのあたりの心境の変化などが聞けるかもしれません。


ガッタス是永美記さんは決勝のPK戦で「これが決まればガッタス優勝」という大事な場面でゴールを外してしまいました。是永さんのPKで思い出すのが去年5月23日の対カレッツァ戦でPK戦の前プレッシャーでしゃがんでしまった光景が忘れられないわけなんですが、後に実は昔PKを外してしまってそれがトラウマになっていた、というのが分かって驚きました。2ndステージのあの場面で外したことが今後また新たなトラウマになってPKから気持ちを遠ざけてしまわないかちょっと心配です。メンバーとスタッフさんにはそのあたりの心のケアをしっかりやってあげて欲しいです。サポーターも責めたりせずいっぱい応援してあげるべきではないでしょうか。今まで是永さんがガッタスの勝利に果たしてきた貢献度は計り知れないものがありますからね。


最後PKで決めてガッタスに勝利を手繰り寄せたのはみうなさんでした。しかしこの人の強心臓ぶりはなんなんでしょう凄いですね。これで延長戦での”決勝ホームラン”は2本目ですよね。代打の切り札が一人いるだけでチームの安心感はだいぶ違うと思います。里田さんは相変わらずのPK職人ぶりを見せてしっかりゴールを決めたしPKの調子が悪かった吉澤さんも決めたし、1大会で2試合のPK戦を制したことでPKに関してはガッタスはスランプを脱したと言えるのではないでしょうか。


明日で2ndステージの感想は一応最終回の予定です。

*1:是永選手は悟空