ガッタスはいつでも一番じゃなければいけない

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スフィアリーグ公式サイトにガッタスのキャプテン、吉澤ひとみさんのインタビューがUPされました。インタビュアーは『スピリッツ オブ ガッタス』などでガッタスサポにはすっかりおなじみの伊部塁さん。スフィアリーグのこのコーナーではインタビューを受ける記念すべき最初の人に吉澤さんが選ばれました。

アイドルとしての仕事をきっちりしながらも、全員がちゃんと集まって練習して、常に試合に勝つ。そのことを2年半ずっと継続してきたからこそ、ガッタスというチームは評価されているんだと思う。

ガッタスの人気の理由を話しています。お仕事を一生懸命やるしフットサルも一生懸命やる、そして結果も出す、ガッタスはそれらを今までちゃんとやってきたから見るものを引きつけるんだと思います。昨日も書いたけどブログを見たら週に4日も5日もフットサルの練習や試合をやっているのに芸能活動のことが殆ど書いてなくて、その上テレビでも新聞、雑誌でも見ないしラジオでも聞かないし、本当に芸能活動ちゃんとやってるの?と思ってしまうような選手も中にはいて、そういうチームにはガッタスは絶対に負けて欲しくないなと思います。*1ガッタスが人気あるのは忙しさも強さもトップクラスを維持していて、優勝した時レベルの高い感動を与えてくれるからではないでしょうか。

今までは全員でチーム全体としての基本的なことを学んできて、それが着実に試合結果に反映されてきていました。でも最近は、チームとしての基本がある程度整ったぶん、個々の技術や意識をより高めなくてはいけない段階に入ってきているんじゃないかって思うんです。

ガッタスはチームを結成して以来チーム全体の総合力を高めることに重点を置いてきたような気がします。だから小島選手や山口選手など突出した力を持つ選手を相手にした時はやられてしまうことが多かったんじゃないかと。総合力を高めるのは良いんだけどそれが逆に個人個人の向上心の足かせになってた部分があったかもしれません。他のチームはチーム内のライバル心をそのままガッタスにぶつけてくるところもあると思います。ガッタスは去年の秋は連戦連勝状態だったけどそれで気持ちの中でやや目標を立てづらくなっていた可能性があります。吉澤さんが言っている「与えられた階段をのぼってる」というのもそういうことなんじゃないかなと思いました。

チーム戦術という枠組みの中で協調し合いながら、選手それぞれが自覚を持って自分のプレーをする姿勢は改めて勉強になりましたね。

関東リーグ見に行ってたんですね。他のチームの選手で行った人がいるのはブログなどで知っていたけど吉澤さんも観戦していたのは知りませんでした。普通に観客席に座ってたら大騒ぎになっちゃうし、リーグの人に驚かれたって言ってるからどこか特別室みたいなところで見たのかも。

今回実際に試合を見ることができたのは本当に大きかった。いろんな勉強になったし、どうすればガッタスをもっと高いレベルに上げることができるかのヒントをたくさん得た気がします。

「百聞は一見にしかず」。どのスポーツでもそうだけど生の迫力に勝るものはありません。吉澤さんがフットサルを相当勉強してるのは言葉の節々から感じるけど、更なる進化を目指して見に行ったようです。実際関東リーグのレベルの高い試合を見て色々勉強になったみたいで第2節で少しでもその片鱗が見せれるといいですね。

いつも考えているのは、まずは自分がチームの中で常に一歩先を走っていなければいけないということ。そして、自分が一歩先に出て得たことをチームに伝えて、チーム全体を前に進ませていくことが大事だと思っています。

自分が引っ張るんだというキャプテンの気迫と責任感は十分伝わってきました。昔は「言葉じゃなくてプレーを実践して見せて引っ張る」みたいなことをよく言ってたけどこれを見るとチームプレーとかコミュニケーションを重視してるみたいでちょっと変わってきたのかな、「意識」という言葉がよく出てきます。


吉澤さんって今、二十歳ですよね。ガッタスのキャプテンに就任して以来かモーニング娘。のリーダーに就任して以来か分からないけど急激に考え方がしっかりしてきました。インタビューで話してることなんて一流のプロスポーツ選手そのものですよ。元々そういう資質があったのかもしれないですけどね。

いつか「吉澤みたいなプレーがやりたい」って思ってもらえるようになれれば。これからは“吉澤の色”をつけていければいいなと思っています。

インタビュー全体としては「意識」という言葉をよく使ってるのとフットサルへの真摯な取り組み、ガッタスは一番でなければいけない、そのためには強くなければいけないという気持ちを強く持っていること、などが印象に残りました。いつか『スピリッツ オブ ガッタス』の続編出して欲しいです。

自分が象徴的なふうに思われているってことは、意識さえしてなかったですね。

かつて自他共に認める一匹狼だった頃の気概は今も健在。

*1:野田社長によると大会3週間前の芸能活動報告書を提出させているそうですが