プロ野球日本シリーズ第3戦

今日も千葉ロッテマリーンズが10対1で勝利。3連勝で一気に王手をかけた。第1戦が10対1、第2戦が10対0、今日第3戦が10対1ということで3試合で30!これじゃあ勝負になりません。今日の試合ロッテは10安打で10点、阪神は6安打で1点、いかにロッテが効率的に「つなぐ野球」をやってるのか分かります。今日もきわどいボールをことごとく見逃してボールカウントを稼ぎ、ファールで粘って甘い球をしっかり打ち返す野球ができてました。ワイルドピッチで3塁に進んだランナーを犠牲フライできっちり返したり、フォアボールとシングルヒットでランナーが溜まったところで橋本の2点タイムリーヒットとか福浦の満塁ホームランとか。おまけに阪神はJFKの一角の藤本を投入するも大炎上で1イニング7失点、ロッテは日本シリーズ3試合連続二桁得点の新記録達成のおまけつき。


バレンタイン監督がヒーローインタビューでレポーターの質問に即座に答えていてびっくりした。イヤホンをつけてないし通訳が話し始める前にしゃべっていたしヒヤリングはもう問題ないぐらいのレベルみたいだ。来日2年目(通算3年目)でもうこんなに日本語上達するなんて凄い。


「ロッテは勢いがありますねー」とか「阪神は気持ちを切り替えて」とか言ってる解説者は信用できない。阪神だってリーグ優勝のチームなんだから勢いだけで勝てるわけないし(ましてやビジターゲームで)、「気持ちを切り替えて」なんてそんなのロッテだって気持ちを切り替えてたら意味ないじゃないですか。どうしてそんな事言うんでしょう。
プロ野球解説者はセ・リーグ出身の人が多いから要するにパ・リーグの選手のことよく知らないんでしょうね。だから「勢い」とか「気持ち」とか実体のないもので誤魔化そうとしてるんじゃないかと思ってます。現に誰とは言いませんが今日のテレビ解説者の二人はロッテが選手交代するたびに黙ってましたからね。普段阪神タイガースセ・リーグの試合ばっかり見ててどんな選手か知らないから解説できないんでしょう。
名ばかりの野球解説者なんか要りません。解説者とか評論家を名乗るならもっと勉強してからにして欲しいと怒りのミキモチ!