音ボケPOPS(BS-TBS 3日)

出演: 久住小春さん。ゲスト安倍なつみさん。

このアーティスト写真の服装で出演しました。


大先輩の登場に緊張の面持ちの小春ちゃん。手を重ねてるのを太田さんに指摘された。
なっち曰く小春ちゃんは「宇宙人的存在」。みんな中澤さんが恐くて「最初の頃なんてより尖ってる感じだったので。もうどこを探しても丸みがないみたいな」だった中澤さんにも思ったことをどんどん言ったり、普通は歌の途中で移動するときは事前に確認したりアイコンタクトするものだけど中澤さんにも確認取らずに『ここ通りたいんでよろしくお願いしまーす』みたいにするから「周りにいる私とかメンバーがヒヤヒヤしちゃう」「もうすごい。何かが据わってるような子ですね」「空気が読めてるようで読めてない」。


春ちゃんは初めてのコンサートがハロコンで「テレビで見ている安倍さんがいると思って行って『安倍さーん』って話しかけたらすごく優しく返してくれました」。この話になっちは「すごい距離感でこれ(←顔のすぐ近く)ぐらいで話してくるの。『安倍さーん!』みたいな。『小春でーす!』みたいな。気持ち的にはハグされてる感じがして、私もなんか動物と接しているような感じ」。


アルバム発売に合わせて新しく作られた『ふるさと』のMVを見ながら、
久住 「髪伸びてますね」
安倍 「そうね、伸びたんだよ(微笑)」
misono 「小春ちゃん…(苦笑)」
太田 「聴こうか」
新収録の『ふるさと』について「よりシンプルな作りで。アレンジも全て生で。生感にこだわって」。


オーディションはずっと受けたいと言ってたけど両親から『こんな田舎から歌手になる子なんていないんだから』と言われ、先生や周りの人にも反対され、親に『高校入ってからでも遅くない』と薦められて進学。入学後最初に受けたオーディションがASAYANだった。


misonoさんに歌を嫌いになったことはあるか聞かれ、
「歌を嫌いになったことはないけどこんなはずじゃなかったなっていうのはデビューしてしばらく経ってから自分が好きな音楽ってこういうことだったのかなとか、あまりに忙しすぎて色んなことがバランス取れなくなってた時に好きなことだけやれるわけではなくて、そこに向かう中で大変なことだったりとか乗り越えなくていけないことがいっぱいあって、好きで歌えるだけじゃないんだなって現実と向かったときに『あー大変』って思って(笑)」


なっちがずっとセンターだった話からmisinoさんから「小春ちゃんセンターやったことあるっけ?」と尋ねられ『歩いてる』と『女に幸あれ』を紹介。
久住 「でも私がセンターやりますって言ってセンターやったわけじゃないから」
安倍 「わーお!」
久住 「変な意味じゃなくて!変な意味じゃなくて!変な意味じゃなくて!分かります?分かる?」
misino 「分かるよ。つんく♂さんに選ばれて私はセンターになったっていうね」
久住 「いやそういう感じじゃなくて。なんて言うんですかね色々なんか・・・分かんないです。詳しいことは分かんないです。私も分かんないです」(焦


モーニング娘。在籍時は後藤真希さんとエースの座を争っていた。「ライバル意識が凄かったのでお互いに。もうバチバチバチバチ、メラメラメラみたいに。でもそれがきっと今思うとグループを良くしてきたんだなとか思う」。
テレ東音楽祭の感想。「嬉しかったです。本当に嬉しくてみんなで当日の前集まってリハーサルしたんですけどその空気感がまた良くて。みんなでそれはやっぱりそれは特番でお世話になった曲だったのでここはこういこうねっていうのはみんなで口々に言ってたわけじゃないけどみんなの気持ちっていうのかな、やっぱり当時一番大変な時期をみんなで駆け抜けたメンバーなので、もうみんなでよし行くぞっていうのは手を取って行くよっていうのはあって。なんか恥ずかしいけど仲間ってやっぱいいよねって思える、感じれる場所があるっていうのは私は頑張ってこれたからかなって感謝が」。
昔より今のほうがコミュニケーション取ってるそうで「今のほうが相談乗ってもらったりっていうのはある」。


なっちの”人生の3大事件”は『オーディション』『卒業』『出逢い』
オーディションについて既に話しした通りで、卒業は
「卒業したことで安倍なつみ第2章じゃないですけどスタートだったので卒業と同時に違う道を歩んでいきたいなみたいな」。


なっちだけソロ活動や派生ユニット活動がないことをつんく♂さんに相談したところ、
安倍 「それは安倍はモーニング娘。の顔でありセンターなんだから安倍があっち行ったりこっち行ったりしてたらおかしくなるでしょって言われて。だから安倍はドーンとそこにいなきゃいけない存在なんやでみたいなこと言われて半分納得してたんですけど半分チャレンジしたいなっていう思いはずっとあって。で、つんく♂さんも会社の方ももちろん『けどよ』ってそれがずっと続いててタイミングとしてはある日つんく♂さんに呼ばれて『じゃあ安倍いよいよ』って。『卒業だよ。ソロデビューだよ』って。『決まりました』って言われて」
「嬉しいけど私はまず聞いた時に真っ先に自分がメンバーに言ったらメンバーはどういう顔するだろうっていう表情がすごく・・・」
太田 「卒業した自分のことよりもまず」
安倍 「そう、なんかまずメンバー泣くんだろうなとか私もそういう時が来たんだなって。みんなもう泣いてました。あのクールなよっちゃんが、吉澤ひとみが一人真っ先にポロポロ泣き始めたのが印象深いですね」


『出逢い』というのは舞台についての話。
安倍 「作品だったりその役によって違うんですけどその役に向き合って生で毎日毎日やっていくっていう、歌によって作品によって歌い方だったり表現方法も違うので毎回試されるし、自分を見るしものすごく勉強になることもいっぱいあって、だからこの作品だったりとか舞台っていうものとの出逢いはものすごく大きいです」
太田 「やっぱり(歌とお芝居)やってること全然違うんですか」
安倍 「違います。毎日が挑戦挑戦。誰も頼る者ないし自分しかやっていけないっていうのがあるのですごく楽しいし怖いものでもあるけどそれがまた楽しいなっていう」
太田 「モーニング娘。時代とどっちが楽しかったですか」
安倍 「自分で喜びを実感できるのはやっぱり今の活動のほうかなって思いますね。でもグループでやってた当時でもありますよ。みんなで分かち合えることだったり共に乗り越えた喜びみたいのはありますけどやっぱりコツコツコツコツ舞台っていうのはやっていくので自分で『よし』っていう充実感っていうのは何物にも代えがたいものはありますね」
太田 「小春ちゃんは卒業する前と今とどっち楽しいですか」
久住 「どっちも楽しいですよ。でもなんか違った感じですね」
太田 「やっぱ全然違う業種に行かれますもんね皆さん卒業すると」
安倍 「チャレンジの場所っていうのは今までとは違ってきますね。やっぱり年齢も大人になっていくんで求められることも変わってくるっていうのはありますね」


最後に太田さんがどうしても聞きたいこととしてAKB48をどう思いますかと質問しなっち苦笑い。「頑張ってねって思う」「大変さがすごく分かるからライブに笑顔で頑張って踊ってパフォーマンスしてって大変さももちろんその裏にはあるのを分かるから頑張ってねって思います」。


太田 「どうですかこうやって先輩が来られて」
久住 「いやー私本当ドキドキしてて何話そう、どうしようと思ってたんですけども。でもなんか私が知らないことを沢山話してくれて、知ってるようで結構知らないことが沢山あってモーニング娘。のことだったりとか。だから面白かったです」
出演者一同 「(笑)」
久住 「聞いてて面白かったです」