【プロレス】 スティーブ・ウィリアムスさん死去

”殺人医師”ことスティーブ・ウィリアムスさん(Steve Williams 1960年5月14日〜2009年12月29日)が亡くなった。31日未明にスコット・ノートンツイッターで知ったものの他に確認が取れなかったのでそのままにしてました。


”人間魚雷”テリー・ゴディとの”殺人魚雷”コンビは憎らしいほどに強かった。入場して二人が紙テープを振り乱しながらリングを縦横無尽に走るパフォーマンスが脳裏に焼きついてます。対角線上のターンバックルに2度ぶつけてから叩きつけるオクラホマスタンピートはまさに必殺の破壊力。後に使い始めた殺人バックドロップには何度も背筋が凍った。


あれはいつだったか、ウィリアムスがタイトルマッチを控えた時期に当時若手の菊地毅シングルマッチをして余裕で叩き潰した試合があったんだけど、控え室に帰ろうとするウィリアムスに菊地がヘロヘロになりながら手を伸ばして握手を求めたらいい笑顔で応じ菊地の頭の上で拳を作って”グリーンボーイ頑張れ”みたいなメッセージを送ったことがあった。リングの上ではいつも恐い顔をしてたけど人間的な優しさが垣間見れた瞬間だった。


2009年は1年で2人も元・三冠王者が他界した。熱いファイトでリングを盛り上げた全ての偉大なプロレスラーに合掌。