ワールドプロレスリング

棚橋弘至金本浩二 vs 稔、ミラノコレクションA.T.
ミラコレは金本にエンポリオアルマニッシュをかけたが膝が入ってしまってちょっと危なかった。この技はコーナーではない普通の場所からのロープを使ったムーンサルトプレス。膝裏だけ乗せるような形で飛び乗ってプレスするとサブゥーのアラビアンプレスになる。
稔はカルフォルニアロールを棚橋に行なうが惜しくもカウント2。
最後は棚橋が稔にドラゴンスープレックスホールドで勝った。


蝶野正洋中邑真輔ジャイアント・バーナード、トラヴィス・トムコ vs 天山広吉越中詩郎真壁刀義矢野通
バーナードと越中の絡みは久しぶりに見た気がする。バーナードとトムコの合体技のあとオーバーザトップロープ越中退場。矢野も退場。真壁も中邑のランドスライドで退場。G.B.H.軍はキャプテンの天山一人になってしまったがここから驚異的な粘りを見せて反撃する。中邑、バーナード、トムコを次々に退場させ蝶野にも雪崩式マウンテンボムでダメージを与えておいてからTTDで逆転勝利。蝶野は荒れ狂って放送席のサイモン社長に突っかかる。ここでG.B.H.がサイモン社長に加勢、長州率いる本隊も入ってきて大乱闘になった。
タッグマッチの達人、後藤達俊ヒロ斉藤がいなくなって蝶野がその仕事もやらなきゃいけないから忙しそうだった。最後はそこで生まれた一瞬の隙を突かれたか。


軍団抗争はやっぱり盛り上がる。あとバーナードとトムコのポジションがすごく曖昧。蝶野がサイモン社長とやり合ってるときの二人を見たら蝶野との温度差を感じた。彼らは言ってみれば外国人労働者の弱い立場であり社長に契約切られたらご飯食べられなくなってしまうのだからサイモン社長に歯向かうのを躊躇するのもしょうがない。昔のハンセン、ブロディ、ブッチャー、ベイダークラスなら別だけど今の新日本は日本人同士の抗争が主流で彼らはメインストリームにいるとは言い難い。日本人のヒール軍に加入して社長に敵対するアングルは無理があると思う。蝶野・中邑軍の人数がもっと増えれば隠れることも出来るが。