ランキングってなんだろう

先日あるコーラスグループのライブに行ってきました。元々私はその中の一人の女性歌手の方のファンで、そのうちグループのライブにも行くようになりました。何度か行くうちに顔と名前を完全に覚えられてしまいました。彼らはアルバムを数枚リリースしてライブも定期的に行なっています。CMソングなんかも歌っています。そして歌唱力は抜群に上手いです。この間のライブでもその素敵なハーモニーに聞き惚れました。


しかしです。ハッキリ言って知名度は非常に低く、一般には殆ど知られてないと思います。CDの売上げだってとても少ないしライブをやっても100人程度でしょう。でも歌はめちゃくちゃ上手いです。そのとき思ったのが「オリコンってなんだろう?」「ランキングってなんだろう?」って。彼らがCDを出してもオリコン500位にも入らないぐらいだと思います。でも彼らより知名度があって売れている並のアーティストよりよっぽど歌上手いし表現力も遥かに上を行くものを持ってます。でも売れてないし一般的知名度もありません。*1これってどういう風に考えたらいいんですかね。ちょっとランキングというものにとらわれ過ぎてるのではないかと思いました。ランクが一つ上がった、下がった、売上げ枚数が増えた、減ったとかそういうのを気にしすぎてるんじゃないかと。どれだけ売れたかではなくどれだけ聴く者の心に響かせることができるかが本来歌手に問われる部分なのではないかと思ったりもします。でもその心に響いた人の数を数値化したのが売上げ枚数とかオリコンの順位とも考えられるわけでやっぱりどう考えたらいいか分かりません。応援してるアーティストが良い結果が出ると単純に嬉しく思う自分も現実にいます。
自分の中で考えがまとまるにはしばらく時間がかかりそうです。

*1:CMソングを沢山歌っているので業界的知名度はかなり高いと推測される