背番号3の輝き

柴田あゆみさんがガッタスを卒業した。経験豊富な選手がいなくなって寂しいです。いわゆるオリジナルメンバーがまた一人姿を消しました。


チーム創設以来ずっとチームに貢献してきた柴ちゃん。最初は斉藤瞳さんと大谷雅恵さんもいたのでメロン記念日から3人が所属していた。しかしその後2人は卒業し柴ちゃんが最後の一人に。そういう意味でもこの卒業は残念です。


柴ちゃんは昔はあまり特徴のない選手だったと思う。仕事が忙しくてなかなか練習に参加できず、他のメンバーに遅れを取るようになって徐々に練習に行きづらい感じになったこともあった。そのあたりの苦悩の様子は万歳!フットサルに収められてます。つらい時期だったんじゃないかな。でもそこで仲間やスタッフから励まされてまたチームが一つになれたのは大きな出来事だったと思う。第1回グッドウィルカップではキャプテンを務めて立派にまとめあげていました。


スフィアリーグ後期頃から目に見えて運動量豊富な選手に成長し幾度となくピンチを救い、チャンスを作ってきた。パスを繋いでリズムを作ることが多いガッタスでは比較的少ないタイプで、特にあさみさんが卒業してからはその存在感を増した気がします。攻撃から守備までなんでもできるオールランダーが一人いると組織はとても助かります。


あともう一つ柴ちゃんの卒業を残念に思うことは彼女はプレーそのものの良さ以外に人柄が素晴らしくて、後輩からもの凄く慕われてるんですよね。キッズやエッグが柴田さんに優しい声を掛けてもらったなんて話は何度も聞きました。昔からいるメンバーと新しく入ったメンバーをくっつける役割を柴ちゃんはしていたと思うのでそういう人がいなくなるのは痛いなあって。清水佐紀さん、矢島舞美さん、中島早貴さん、岡井千聖さんが本格加入して若返ったガッタスに於いて柴ちゃんの存在は決して小さくなかった。事務所を変えるわけじゃないし面倒見の良い彼女のことだからこれからもアドバイス等を通じてガッタスの発展をサポートしてくれると思っています。


結果的に私が最後に生でプレーを見たのは昨年6月3日の赤坂サカスでの公開練習になりました。チームに多大な貢献をした#3 柴田あゆみ選手にはありがとうございましたと伝えたいです。



















本当にお疲れさまでした!