本屋に寄ったら直江兼続を題材にした小説が10冊ぐらい並んでた。いやまあ、べつにいいんですけどね。でもなんかミーハーだなあと思う。『トリビアの泉』で「戦国時代に愛という字をかたどった兜を被ってた武将がいる」で直江兼続を面白おかしく紹介してて腹が立ったんですけど、今はテレビでも「忠義者で勇猛で奥さんを大事にするこんな立派な武将がいた」って手のひら返したように扱いが全然変わったからなんだかなーって思っている次第です。ちょっと前まで見向きもしないどころか笑いのタネにさえしてたというのにね。直江兼続が主人公の小説なんて以前はほとんどなかったですよ。