テレビ朝日開局50周年記念・50時間テレビ・伝説のスポーツ名勝負・壮絶!!舞台裏の真実(7日)

女性プロボウラー中山律子さんがパーフェクトを達成した話と、アントニオ猪木 vs モハメド・アリと、1988年10月19日のロッテ vs 近鉄ダブルヘッダーの3本立て。


中山律子さんの須田開代子さんとの壮絶なバトルは圧巻。中山さんが足腰を鍛えるため東京タワーの階段を一日3往復してたとか凄すぎ。どの世界でもトップに立つ人は尋常じゃない努力をしてる。ボウリングはブームになりそうでならない感がずっと続いてる。


私は大のプロレスファンなので一番食い入るように見たのが猪木 vs アリの話。アリ側の理不尽な要求を面倒臭いという理由で全部飲んだ猪木の器のデカさたるや。ただ、振り回される周囲の人達は大変だったと思いますけどね。インタビューに答えてた新間氏はかつて猪木のことを「狂ってるとしか思えない」と評したことがあって、近くで見てる人にはそうとしか考えられなかったのでしょう。
この試合で背負った借金は東京ドーム等大規模施設ができたことで予定より早く完済したと聞いてます。
アリは口撃によって自分のペースに持って行くのを得意としてたけど、今回は一度間に通訳を挟むからワンテンポ遅れてしまいペースに乗り切れなかったのでは。
打撃系格闘技の選手がグラップラーをルールでがんじがらめにして異種格闘技戦に臨むというのは総合格闘技が普及した今では隔世の感。パウンドの技術が飛躍的に進歩した今ならアリは恐れずグラウンドに入って打ちまくる強い選手になっていたかもしれません。


野球も手に汗握る映像でした。有藤監督あの場面で9分間の抗議はないよなあ。私はロッテファンだけどあれはちょっとKYだったかなと。それにしてもあの時のパ・リーグのルールは変わってましたね。あのルールのおかげで伝説が生まれたとも言えるので難しいですが。普段全く注目されないロッテ vs 近鉄という地味なカード(失礼!)が舞台だったのがまたなんか良かった。