日本テレビがプロレス中継打ち切る

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20081217-440926.html
日本テレビが「プロレスリング・ノア」(日曜深夜1時20分)の中継を来年3月末で打ち切ることが16日、分かった。開局翌年の1954年2月以来、「日本プロレス中継」「全日本プロレス中継」と、55年間も放送し続けたテレビ最古のコンテンツを、経費削減のために手放す。


同局のCS放送「日テレG+(ジータス)」での放送は続ける方向で話が進められているが、半世紀以上続いた地上波からは姿を消すことになる。今年9月には、一足先に系列のよみうりテレビ(大阪)での放送は打ち切られていた。

帰宅してHANGRY&ANGRYのニュースを知るまで一日ブルーな気持ちでした。日テレは街頭テレビを設置し力道山のプロレス中継によって大きく成長した歴史があって、プロレスが日本テレビ、日本のテレビ界に果たした貢献度は計り知れない。それなのに打ち切りになってしまうとは。


全盛期の80年代はゴールデンタイムに放送していたが徐々に深夜に追いやられ現在は日曜深夜の30分枠で細々と放送している状況。関西で打ち切られた時点である程度覚悟はできていたけど現実を突きつけられるとショックが大きい。それと数千万円と言われる放映権料が入ってこなくなって興行規模の縮小や他団体への選手流出などが予想され、それが業界に与える影響を考えると将来の日本のプロレス界に対して強い不安を覚えざるをえない。日テレは全日本プロレスと現行のプロレスリング・ノア中継の間に掛布雅之氏をキャスターに起用したインディー系団体を扱うプロレス番組を短期間やっていたが今度はそういうのもなさそうだ。


G+での放送は継続されるので全く見れなくなるわけではないがやはり地上波で流れてるかが重要な要素。見る機会がなくなれば知る機会も憧れて入ってくる新人も減る恐れがある。ノアは日本のプロレス団体では比較的優良経営で知られる団体だけにここまでやっても打ち切られるのかと絶望感を感じる。地上波放送に戻るのは困難と考えられるが望みを捨てず応援して行こうと思う。


これで関東の地上波で見られるのは『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日新日本プロレス)、『ハッスル』(テレビ東京・ハッスル)、『大日大戦』(テレ玉大日本プロレス)、『マッスルビーナス』(テレ玉アイスリボン)、『全日本プロレスマザー』(千葉テレビ全日本プロレス)、などになる。ワールドプロレスリングは来年1月4日の東京ドーム大会を即日90分放送する予定があるぐらいだからとりあえず安泰だと思う。


ハロモニは終わっちゃうしノア中継も終わっちゃうしまったく寒い時代になりました(-_-;)