ブーイングについて

オリンピック見てますか?血のにじむ努力を重ねた者が頂点を競うさまは感動的です。日本人選手がメダル取りまくれば最高だけど相手だって練習してるんだしなかなかそう上手くはいかないですよね。


日本へのブーイングが酷くて気が滅入ります。チャンスになればブーイング。勝てばブーイング。メダルが授与されればブーイング。君が代が流れればブーイング。なでしこジャパンが初戦で失点したとき手を叩いて大喜びしてる中国人を見てこりゃ前途多難だなと思いました。ソフトボールの日本対カナダで「加油!カナダ!」って声が聞こえてきたときは耳を疑いましたよ。「日本が負ければ相手はどこでもいいのかよ節操ないなあ。」って。


今迄のオリンピックでも仲が悪い国へのブーイングや罵声はあったと思うけどこんなに酷い大会は初めてじゃないですかね。テニスのロシア対中国の試合で観客の「加油!」がうるさすぎて中国人選手が「Shut up」と言ったら祭りになったみたいですけど意識改革のきっかけになれば良いと思う。


ルールに則ってクリーンに戦ってる人へのブーイングは失礼極まりない。悪役レスラーが試合を盛り上げるために反則をしてブーイング浴びるのとは全く意味が違います。あれは止めるべき。私なら相手選手へブーイングするのではなく、応援する選手へ声援を送る人でいたいですね。ガッタスの試合で相手チームにブーイングしたことなんて一度もありませんよ。これからもしません。ブーイングを聞くのはプロレス会場だけで十分です。スパイスとして。