【サンケイスポーツ】 「UFOは存在しません」 政府が正式に否定

http://www.sanspo.com/sokuho/071218/sokuho023.html

 UFOは存在しません−。政府は18日、「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体」は存在しないと、閣議決定した答弁書で見解を示した。政府がUFOの存在を正式に否定したのは初めて。


 民主党の山根隆治氏の質問主意書に対する回答。「UFOを目撃したという情報が後を絶たない」との前提で行った質問に対し、「情報収集、外国との情報交換、研究などを行っておらず、わが国に飛来した場合の対応についても特段の検討を行っていない」としている。


 航空自衛隊は領空の上空に侵入するおそれのある正体不明の物体には「戦闘機を緊急発進させ、目視による確認をする」としているが、UFOを確認したことは「事例として承知していない」とにべもない答えだった。


 政府が否定したからといってそれが真実とは限らない。UFOは未確認飛行物体の略だから、結局正体不明の飛行物体が存在しますと言ってしまうと防衛体制の不備や防衛費予算のあり方を野党から追求される恐れがあるからそういう風にしか答えることができないのだろう。UFO(未確認飛行物体)を地球外生命体が乗ってるか乗ってないか、単に国が持ってる情報の範囲外の外国の飛行物体と定義するかで考え方が変わってくる。


 1976年(昭和51年)9月6日に旧ソ連の最新鋭戦闘機Mig25が函館空港に亡命を求めて着陸した際は自衛隊がレーダーから見失う事態が発生して大問題になった。いきなり宇宙人がどうのこうのってところまで行かなくてもどこの国の所属機か分からない物体が突然現れたらという仮定に対する答えを知りたいという希望はある。