アジア野球選手権

 この時期になっても野球を見れる幸せを味わいながら試合見てました。フィリピンには予想通りコールド勝ちの圧勝でおとといの韓国戦が最大の山場で文字通り手に汗握るドキドキの展開。中盤以降は毎回ランナーを出して防戦気味の展開になったけど川上憲神と岩瀬がビシッと見逃しの三振を奪ってピンチを脱した。最後は上原が三者凡退で北京行きのキップに向けて前進した。


 昨日は格下と見られていた台湾戦で、ダルビッシュが逆転2ラン浴びた時は凍り付きましたが、しかしその後日本は打線が繋がって集中打で6点を奪い勝ち越し、新井のダメ押し2ランも出て勝負あり。台湾は最後の方エラーが出たりして糸が切れた感じだった。最後上原が結果3人で締めてゲームセット。日本のオリンピック出場が決まった。本当におめでとうございます。1試合で10試合ぶんぐらいの緊張感がありました。


 韓国が事前に提出したオーダー表と違うメンバーを並べたことが物議を呼んでいる。でもあれルールではOKなんですよね。主催者も受理してるんでしょ?だったらべつにいいと思いますけどね。紳士協定といっても強制力も拘束力もないんだからそれを相手チームが破ったからって色々言うのはどうなんだろうって思います。国際試合ってそういうものなんじゃないかなあ。ただ、相手が紳士協定を守って自分だけ破って戦ってそれで負けたのは非常にみっともない。それに法的効力がないからこそそれをきちっと守る格好良さってあると思うんで、韓国は目先の勝ちに目がくらんでそれ以上に見えないなにか大きなものを国際的な場で失ったという印象を受けました。