浮き輪

このあいだなんかの雑誌読んでたら地下アイドルの特集があって、あの世界にもいろいろあるのが分かった。その中で一人の地下アイドルの人が「既成のみんなが知ってる歌を歌うと盛り上がるけどそれではただのカラオケになってしまう。持ち歌があるかないかの差は大きい。」って言っててああ確かにそうかもなって思った。


世の中にはいっぱいアイドルとアイドル予備軍みたいな人がいるわけじゃないですか。中にはハロプロの多くのメンバーより歌が上手かったりダンスが上手かったり、すごい可愛い子もたくさんいると思うんだけどそれでも女性アイドル市場はハロプロが確固たる不動の地位を築いていて、そういう表に出てくる人とずっと売れないままの人の差はなんだろうっていうのは時々考えたりします。「これはいい曲だ!」って思っても売れなかったり、逆に世の中で大ヒットした曲でも「え、こんなのが売れてるの?」って思うこともあるし、まあそこまでいくと個人の好みの問題になってしまいますが。


芸能人である以上やっぱり代名詞になるようなものが一つほしい。持ち歌があれば楽になるとは限らないけど浮上のきっかけにはなるはず。最近ハロプロでも歌よりどちらかといえばお芝居をメインに活動するメンバーなんかが出てきて見てて面白いですね。ハロープロジェクトという大きな一つのグループの中にいろんな形の芽の出し方があって。