ワールドプロレスリング

凱旋帰国した中邑真輔のタッグマッチ。中西学長州力 vs 蝶野正洋中邑真輔
中邑は入場時のコートが小橋建太のようでもあり、十字切りが前田日明のようでもあった。
肉体改造に成功して体が一回り大きくなった。序盤は中西と力比べ。これは中西にややブがあるか。中邑は本来ヘビー級ながらテクニックとスピードを駆使して攻めるファイトスタイルで、そこにパワーが加わったことでその3つの擦り合わせ作業が今後の課題になると思う。パワーがついたとは言え決してパワーファイターで売れるほどのものではないのでそこは勘違いしないように気をつけないといけない。


長州はラリアットを中邑と蝶野に決めた。瞬発力に衰えが見えるが勝負勘は錆びていない。


最後は中邑の新技ランドスライド(=地すべり)が長州に決まった。井上京子のビクトリア・ドライバーとかカレー・マンのスパイシードロップほどの派手さは感じられない。担ぎ上げて前に落とす技はジョン・シナのFU以来一時流行した技で新鮮味の点ではやや疑問。入り方にひと工夫ほしい。


飯塚高史、曙 vs 越中詩郎真壁刀義
越中と真壁は石井智宏矢野通と軍団を結成して好調をキープしている。
曙がブッチャーばりの毒針エルボーを見せた。
最後はレフェリーがダウンした隙に真壁が曙に急所パンチ→越中が飯塚にマンハッタンドロップ→真壁が飯塚にスクールボーイ、で3カウント。