ワールドプロレスリング

中西学飯塚高史vs長州力石井智宏
石井は体型がマサ斉藤にそっくりになってきた。技はラリアット、エルボー、バックドロップ、ブレーンバスターなどオーソドックスなものばかりだけど気迫があるから見る目を引き付けるものがある。永田裕志も石井のことは高く評価してるとか。試合は長州が中西にラリアットを見舞って分断してる隙に石井が飯塚にトップロープからの雪崩式ブレーンバスター
→垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固めとつないで金星を挙げた。長州に飛びついて喜びを露わにしていた。


一方で長州の弱体化が非常に目に付いた。ラリアットストンピング共に往年のそれと比較してかなり落ちてた。もう本当に引退した方がいいかもしれない。


”超竜”スコット・ノートン対”破壊凶獣”ジャイアント・バーナードシングルマッチ
ノートンは188cm、150Kgでバーナードは193cm、150kgの二人合わせて300kgの超重量級対決。


ビッグバン・ベイダー、クラッシャー・バンバンビガロから新日最強外国人の称号を引き継いだノートンも44歳。この試合、中盤戦まではほぼ互角だったがエプロンに上がったノートンにバーナードが地獄突きを放ったところノートンはリング下に落下。運悪くフェンスに側頭部をぶつけてしまったノートンは一気に動きが鈍くなりバーナードは攻勢に出た。リング内の戦いではラリアットの打ち合いになりフィニッシュもバーナードのラリアットノートンはバーナードを抱え式バックドロップで投げたがバーナードはノートンにバルドーボムを出せなかった。かつてのハンセンvsアンドレやハンセンvsベイダーのような試合にならなかったのはアクシデントがあったからか。ノートンがもう少し若いときにこういう試合をやらせてあげたかった。怪我の具合が心配だ。


来週は棚橋弘至vs宮本和志(キングスロード)。