３・１９武道館大会。
三沢光晴ｖｓ森嶋猛。
森嶋が序盤からエンジン全開でラリアットとベイダーハンマーの雨あられを三沢の頭と首に降らせてペースを握る。ここまでは良かった。しかしエルボーの打ち合いを始めたのがミスだった。あれでせっかく森嶋に傾いていた流れが三沢に行ってしまった。もっと距離を取ってラリアット、タックル、ケンカキックなどで押していけば良かったのではないか。バックドロップを放つが最後の１発以外はエルボーのダメージがあったのか腰に力が入らず高さがなかった。フィニッシュは三沢がエルボーを連打し、グラウンドでも打っていきついに森嶋轟沈。あんな激しい試合したのに試合後は普通に歩きながらコメントしててやっぱりプロレスラーは凄いと思った。それにしても三沢の断崖式タイガードライバーはあまりにも危険すぎる。
小橋建太ｖｓKENTA。
KENTAは体格で劣るもののファイプロで言うところの常に「クイックリターン」状態でやられてもすぐ立ち上がって反撃する。小橋は相手をジュニア戦士と全く思ってない様子でガンガンヘビー級のパワーをぶつけていく。この前の試合で同期の田上がジュニアの丸藤に負けているから小橋としても絶対に負けられないと思ってリングに上がったのではないだろうか。最後は秘技、リストクラッチ式バーニングハンマー。これを食ってはさすがにKENTAも返せなかった。
