フットサルに情熱をかける! その3(最終回)

2005.5.23第2回フジテレビ739カップの映像。
FANTASISTAの活躍が目立つ。若い選手が多いにもかかわらず動きが速くなかなか面白いチーム。ガッタスユースと同じぐらいの年齢の子たちが沢山いてちゃんと練習してこれだけ動けるのだから、ガッタスもユースと研修生の二人ももっと練習に参加できるような気がするんだけど最近はまったく来てないみたいだしどうしちゃったのかな。


カレッツァとの試合で1対2の状況で残り1分というガッタス大ピンチの場面で飛び出したあさみさんの同点ゴールは何度見ても興奮します。ゴールを決めて両手を挙げながら振り向いた姿は本当に印象に残ってます。あの一点がなければその後のPK戦の激闘もなかったわけですからね。そのPK戦ではそれまで圧倒的な能力を見せつけてきた是永さんがまさかのダウン。ガッタスに入る前、PKを失敗してそれがトラウマになっていたのが分かったのは後になってからでしたがPKのプレッシャーは見てる者には想像もできないぐらい過酷なものなんでしょう。蹴る前ボールのところに行くとき胸を押さえていたし、過去の自分と戦っていたのかな。本当によく決めたと思います。


このPK戦でガッタスのゴールを守った紺野さんの顔に引き付けられました。両手を広げ待ち構える姿はいつもの食べ物を前にしたときに見せる彼女とは別人のように引き締まった表情をしてました。気のせいかいつもより大きく見えました。
そしてみうなさんは自ら手を上げてゴールを決めるという場面を演出。相当な強心臓の持ち主です。自分ならあの状況では上げられないですね。プレッシャーが半端じゃないでしょう。


ここで是永さんとみうなさんのインタビューが入るわけですが是永さんはいかにもインタビュー慣れしてないって感じで面白かったです。たった1年ぐらい前まで普通の学生だった人が急にそんなに喋れるようになるわけありません。みうなさんのインタビューは短くてちょっと残念。ここはもっと聞きたかった。カレッツァは最後ゴレイロの河辺さんが外して決着がつくわけですがなぜFPではなくゴレイロの選手が蹴ることになったのかを小島さんが明かしていてこの話は興味深かった。こういうエピソードはガッタスだったら娘DOKYU!とかSalsなんかで知ることができると思うけど他のチームはなかなかそういう機会がないのでちょっと可哀想だなあ、もっと日の目を当ててあげれば面白い話いっぱい出てくるだろうにな、と前々から思っていたので放送に入れてくれたスタッフに感謝してます。


死闘が終わってベンチに戻ってきたガッタスの選手達。吉澤さんが首からかけてるタオルで顔を拭く行動に出る藤本さん。吉澤さんも妙にニヤけてるし完全に二人だけの世界に入ってしまってる感じです。


この大会に時間を使いすぎたせいか2005.7.26第1回すかいらーくCUPと10月20日第2回すかいらーくCUPは駆け足。第2回フジテレビ739カップのPK戦はゴールを外した場面は省略して冒険王リーグをちょっとでもいいから放送して欲しかったです。その方がガッタスだっていつも勝ってるわけじゃないんですよ、他のチーム、例えばchakuchaku J.bなんかが着実に力をつけていて戦国時代になりつつあるんですよ、っていうのを説明できて良かったんじゃないと思います。せっかく長丁場を戦ってガッタスを破って優勝したchakuchaku J.bが少し可哀想な気がしました。


他に気になった点は、

  • 第2回すかいらーくCUPの期日のテロップをよく見ると『1020日』ではなく『1020日』になってる。珍しいミス
  • 大林素子さんにインタビューしてる男(姿は見えず)がガッタスを「奴ら」呼ばわりしていてむかつく
  • 柴田あゆみさんは吉澤さんとちょっと顔が似てる気がする

などなど。


一番インタビューが長かったのはGatas brilhantes H.Pのキャプテン吉澤ひとみさん。色が白くてとにかく綺麗だった。この番組を見て初めて女性アイドルが真剣にフットサルをやっているのを知ったという人が多かったみたいで、ハロプロと縁の無さそうな方のブログなんかで芸能人女子フットサルのことを記述してるのを多く見かけました。吉澤さんはモーニング娘。のリーダーで、人気チームGatas brilhantes H.Pのキャプテンという「引きの強さ」があるので今後露出の機会が増えるのではないでしょうか。フットサルの活動が芸能活動を行なうグループとしてのハロー!プロジェクト全体に良い影響を与え、相乗効果で共に人気が高くなっていくことを切に願わずにいられません。