美女放談(テレビ東京)

安倍なつみさん(28)が秋吉久美子さん(56)と対談した後編。
秋吉さんが粗食にハマッてると言うとなっちは「素敵じゃないですか」。なっちは栄養学を勉強して粗食の良さを知っているのでしょう。
秋吉さんのお土産は滋賀県近江八幡市『たねや』の末廣饅頭と、秋吉さんの故郷静岡県富士宮市『佐野製茶』のお茶。なっち「はあー落ち着きます。日本人で良かったと思います」。
なっちは現代人の味覚障害の話や食に対する感謝の気持ちを持つ大切さを語った。


なっちのペットはミニチュアシュナウザーの”める”。名前の由来は「なんて言うんだろう。出会った瞬間にそう思ったんですよ。もう直感。閃きです」。秋吉さんは飼犬のトイ・プードルのフランソワーズをスタジオに連れてきていてなっちが抱かせてもらった。犬は飼い主に似るという話で盛り上がる。


なっちはモーニング娘。を卒業してだいぶ経つのに今も「元モー娘の○○」って言われることを悩んでる。ずっとグループで活動しててその印象が強い人はなかなかそのイメージが抜けないというのはあると思います。


なっちが考えるアイドル力(あいどるりょく)は「なんかその、なんかこう待ってる人がいる、ファンがいるってなるとエネルギーが湧いてくるんですよね。届けなきゃって。どんなに自分が体調悪くても、死にそうになってても待ってる人がいるんだから行かなきゃって、そんなこと言ってられないっていう。なんかこう、ものがエネルギーになって笑顔になれるっていうのがあります」。
秋吉さんが女優力は「人より悩み、人より苦しみ、人よりおめでたい人でいられること」と言い、苦労や影があるから演技に厚みが出るというような話をした。


秋吉さんが「求められるなっちって何?」と質問したがなっちは「分からない」と即答。素の”安倍なつみ”と”なっち”の狭間で苦悩する様子を語ってくれました。「このままずっと行くと私壊れちゃうな。いつ自分っていうのを出す瞬間が来るんだろう」と思う時があるそうです。
お芝居の時は女優なのに劇中でマイクを持つとアイドルになってしまうと人から言われると秋吉さんに相談すると秋吉さんは「マイク逆さに持った良かったんじゃない?」と斬新なアイデアを提案。変わったこと言うなあと思ったらなっちは実際にやったことがあるとか。


なっちは他人から天然と言われるが自覚はない。地方公演に行くのに海外に行くと思い込んで大きなバッグを持ってきたり丸井デパートをオイオイって読んだり。
「直したい自分の嫌な所はあるんですか?」と訊かれて考えたけどどうやら無いっぽい。
「どういう人になりたいですか?」には「いつでもチャレンジ、成長していきたいっていう心を持った可愛い・・・その可愛いっていうのは純粋さだったりとか人の話を聞ける人というか、そういう柔軟性を持ったというかそういう女性になりたいっていうふわっとしたものがあるだけで」。
秋吉さんが「人間は苦手なものになっていく」と、着物の着付けが苦手だったから勉強して上手になったという故・杉村春子さんのエピソードを持ち出してなっちに説明した。秋吉さんの「理由があってそこにくる。しかし苦手なものに向かっていく」になっちは色々考えさせられた模様。


最後になっちが『リトルショップ・オブ・ホラーズ』の告知。芝居について「模索しながら・・・どうしましょう?」と言うと秋吉さんが「(胸)パットをいっぱい入れる」とセクシーさを増やすことを提案した。


対談後の秋吉さん「楽しかった。綺麗でキラキラしててお料理が上手で賢い人と喋るのは異性でなくても楽しいんじゃないですか」。
対談後のなっち「なんか色々積んでる方なんだなって思って、見えない部分での努力っていうのはやっぱりその人を素晴らしくさせるというかその人を素敵に輝かせるものでもあるんだなって思って、その足りないなって思う部分を勉強して、なんかちょっとこう謙虚に頑張れたらいいなって思うんですけど」。


来週は最終回。総集編です。