ワールドプロレスリング

棚橋弘至IWGPヘビー級王者) vs 金本浩二IWGP Jrヘビー級王者)
2階級の現役王者対決は94年の橋本真也 vs 獣神サンダー・ライガー以来12年ぶり。


棚橋が金本を簡単にロープ越しブレーンバスターで場外に投げたシーンはヘビーとジュニアの体格の差を感じた。
棚橋のハーフハッチは若手時代から使ってるだけあってフォームが綺麗。
それに対して金本のタイガースープレックスも完璧なフォームでヘビーの棚橋を投げきった。
金本の勝負をかけたムーンサルトプレスは棚橋がかわし損ねて棚橋のふとももに落下してしまい両者ダメージを負ってしまうアクシデント。金本は得意のアンクルホールドで攻めるが棚橋はギブアップしない。


最後はスリングブレード→ドラゴンスープレックスホールドで棚橋の勝ち。棚橋がこの技で勝つとどうもあっさりした印象を受けてしまうのはなぜだろう。


高山善廣、曙 vs ジャイアント・バーナード、トラヴィス・トムコ
高山はもう完全復調。曙は体重落ちて動きにキレがある。
最後は高山のランニングニーでダウンしたトムコに曙がすかさずジャンピングボディプレス。勝負どころに一気に行く試合勘は、相撲とプロレスでジャンルは違ってもさすが横綱まで登り詰めた人だなと思った。しょっぱいレスラーはあの場面から余計なパフォーマンスを入れてモタモタしたりするけどそれがなかった。