ワールドプロレスリング

IWGPヘビー級王座決定トーナメント。


曙vs天山広吉
天山が珍しくダイビングボディプレスを敢行するもカウントは2。フライングニールキックを打っても倒れず2発目に行ったところをボノボンバーで迎撃される。最後はジャンピングボディプレスで曙の勝ち。できればカバーのとき天山の左手を右手でしっかり押さえたほうが良かった。


永田裕志vsトラヴィス・トムコ。
トムコのセントーンボムをかわしてすかさずバックドロップホールドで固めて永田の勝ち。


曙vsジャイアント・バーナード
曙はボディアタックなどで攻め込むが、天山を沈めたジャンピングボディプレスをかわされてすかさず横入り式エビ固めで丸め込まれて負けてしまった。


永田裕志vs棚橋弘至
新日トップ同士の戦いは激しい試合になった。永田はサンダーデスドライバー(=旋回式垂直落下ブレーンバスター)を放つが決まらない。結局最後は棚橋がグラウンドコブラで永田から3カウントを奪取した。


棚橋弘至vsジャイアント・バーナード
バーナードは小技を上手く用いて緩急を使ったクレバーな攻撃をするため棚橋はなかなか勝機を見出せない。バーディクト→バルドーボム→リバーススプラッシュの波状攻撃は厳しかったが棚橋は返した。棚橋はロープに飛ぶ時一度ロープの方向に完全に体を向けて、それから走り出す悪い癖がある。この試合でもその隙を突かれて腕パンチを食らうシーンがあった。フィニッシュはやや当たりの浅いダイビングスリングブレードから正調スリングブレードにつないでついに棚橋がIWGPヘビーを掴んだ。U-30王座を何度も防衛してるからベルトの守り方は知ってると思う。これからどんな敵を相手にどんな防衛戦をしていくのか楽しみだ。