観戦記

1回戦第2試合にガッタスが登場してミスマガジンと戦った。スフィアリーグを見ていつも思うのはガッタスの前に試合したチームは大変だなと。試合が終わってサポーターに挨拶して声援をもらってる間に次の試合のチームが入ってくるわけですが、それがガッタスだとガッタスサポーターの大歓声にかき消されて全然聞こえなくなるしお客さんもマスコミもみんなガッタスに注目が集まってしまうのでちょっと損してるなあと思います。


ウォーミングアップを見た限りではこの日のガッタスは調子良さそうでした。ただ吉澤さんは線が細くなったせいかキック力が以前より若干落ちたような気がしました。シュート練習でもネットに突き刺さるような浮き上がるボールより低い弾道のボールが多かったです。相変わらず是永さんのシュートは強烈でした。他の選手はまずます。藤本さんのシュートも力強さがあった。


さて試合。得点経過は前半4分10秒あさみさんがゴール、同5分30秒同点にされる、後半1分50秒是永さんが勝ち越しの決勝弾を放って2対1でGatas Brilhantes H.P.が1回戦を突破した。ガッタスはダイレクトパスの精度が上がったせいで面白いようにパスワークが繋がってガッタスとか抜きにして見てて普通に面白かったです。同点にされたときはちょっとあせりましたがパスワークのレベルが明らかにガッタスの方が上だったので守りで凡ミスさえしなければ後半1点取って勝てるのでは、と思いながら見てたら実際勝ってくれたのでホッとしました。


試合後のミスマガジンチームは「セゾンカップで優勝して調子上がってたはずなのに。」と「1回戦でいきなりガッタスだもんなあ・・・。」という2つの感情が入れ混じったような複雑な顔していた。勝ったガッタスは北と南の両スタンドにきちんと挨拶して帰って行きました。ガッタスメンバーの笑顔が最高に素敵でオペラグラスでまじまじと見てしまいました。藤本さんの顔の小ささに改めて驚いた。今迄あんな顔小さい人見たことない。


1回戦第3試合はTEAM dream蹴竹Gで、これははっきり言って蹴竹Gが勝つ気が全然しなかった。TEAM dreamの動きについて行くのが精一杯といった感じでTEAM dreamの快勝と言っていい試合だった。でも半年前までTEAM dreamもこのクラスのチーム相手に勝つか負けるかの試合をしていたのだから強くなった。
この試合中何故か辻ちゃん一人だけ出てきて大林素子さんと話をしてた。最初にちょっと頭下げて挨拶して、その後は楽しそうに喋ってました。少し距離を置いて会話してたのは182cmの大林さんと147cmの辻ちゃんでは辻ちゃんの首が疲れるからだろうか。その後会話が終わったらしく大林さんが離れて辻ちゃんも控え室に戻ろうとしたところに試合を終えた蹴竹G安田大サーカスが通りがかってまたなにやら談笑。ヒロくんと並ぶとまるで大人と子どもみたいでした。(本当に大人と子どもですが。)


次は1回戦第4試合carezzaASAI RED ROSE
普通に考えればcarezzaが勝つけど後半5分44秒山口百恵選手が決めて先制してそのまま逃げ切ってしまった。井本さんがやや動きが重かった。あとASAI RED ROSEのマッキーさんの防御が本当に固くて最後までcarezzaは苦しめられた感じがした。小島くるみさんは「苦しくなったら自分で持ち込む」癖が治ってて最後まで諦めずにチームプレーを使って攻めていたのが印象に残った。


carezzaが負けた瞬間の場内は「うわーやっちまった。。。」って空気。その理由は単に強豪チームのcarezzaが負けたのは勿論あるけど、他に『恋するフットサル』で北澤監督が言った「次は決勝で(ガッタスカレッツァで)当たろう。」が実現しなくなったこと、TEAM dreamcarezzaの試合が消滅したこと、carezzaが年間優勝争いから後退したこと、などがあったのではないだろうか。carezzaの選手は呆然とした感じでしたね。自分の事務所のチームがそんな状況になっても顔色一つ変えずポケットに手を突っ込んでただ見てる野田社長、あんた鬼だよ!w
ただ、残念だったのは自分は南スタンドに座ってたんですが、見たところ北スタンドに居た熱心なASAI RED ROSEサポーターは5人ぐらいしかいませんでした。せっかく勝ってサポーターの所に挨拶に行ったのに殆ど沸かなくて少し可哀想でした。


明日は入替戦の模様を。