美女放談 [第9回](テレビ東京)

嗣永桃子さん(17)と菅谷梨沙子さん(15)が湯川れい子さん(68)と対談した前編。湯川さんは友人に連れられて見に行ったジャズに衝撃を受け雑誌『スイングジャーナル』に評論風の投稿をしたところ他の読者や編集者から高い評価を受けたのをきっかけに音楽評論の道に。現在は音楽評論家/作詞家として活躍中。


ドキドキして何喋ったらいいかまとまってないと言う対談前の二人。嗣永「ゲストで来て頂くのでビシッとね」→菅谷「ビシッとしないと」の言葉通りできるか注目。


嗣永さんのおばあちゃんは68歳。
二人は自分達のことを知ってもらうためお気に入りのものを写真に撮ってきた。まず自分の部屋に敷いてあってお姫様気分になれると言うカーペット的なものを紹介すると湯川さんから「カーペット?」と指摘され「カーペット」と言い直した。
次にイチゴグッズを紹介。説明しているときの彼女はとても楽しそう。
梨沙子ちゃんは紙粘土で作った人形を見せた。作るのが好きで絵も描くとか。
湯川さんは事務所から5分の所にあるマリアージュ ドゥ ファリーヌの『季節のオムレット』を紹介し3人で食べた。


梨沙子ちゃんはコンサート前の緊張をほぐす方法を質問。
嗣永; 「梨沙子は緊張すると無口になるんですね。本番前のホントに緊張する瞬間はシーンと無口で斜め45度ぐらいを見てボーットとするんですよ。あっ緊張してるなっていうのは分かります」
湯川さんは鼻から空気を吸って丹田に溜めて、1、2、3、4、5で口からゆっくり吐き出す方法を教えた。


続いて梨沙子ちゃんはインタビューで緊張することはありますか?と質問。湯川さんはエルトン・ジョンと対談した際のエピソードを持ち出し「相手の懐にどうやって入って行ったらいいか考えるのもいいと思うよ」とアドバイス。逆に湯川さんが「Berryz工房と一緒にやってる時は緊張しないんでしょ?」と訊くと
嗣永; 「ステージに出ると結構楽しいの方がすごいいっぱいになるんですけど」
菅谷; 「出るまでがすごい緊張して・・・」
嗣永; 「一歩がすごい緊張します」


湯川さんが「オーラは自分次第で出せる」と話し不安げな二人に「だって(あなた達)スターよ」。嗣永さんと梨沙子ちゃん照れてました。


嗣永さんの湯川さんはどんな10代だったかという質問に「お金になるとか後からついてくる」「(経験を積んで)無駄になるものは何もない」と答えると梨沙子ちゃんがボソッと「無駄になると思ってた」。ここはもう少し掘り下げて欲しかったですね。


嗣永さんはできるだけ小さな幸せをいっぱい見つけるようにしていて、そう気をつけるようになってから世界が変わった。毎日が楽しい。周りからも最近笑顔増えたねと言われるようになった。


ここから梨沙子ちゃんが心情を吐露。
「悩みはあるけどどんどん自分で解決しちゃって、解決できなかったら色んな人に相談してその答えを元に自分で解決していっちゃいます」
「一人で悩むのも寂いし、寂しいんですけど、でも人に言ってなんかどうっていうことはなくて、なんか人にあんまり自分の弱いところを見せたくなくて、なのでいっつも一人で解決してます」
「人に心配されるのがそこまで好きじゃないので、自分が泣いてる時に優しくされると逆に嫌なので。なんで嫌なのかちょっと分かんないんですけど、でもなんか恥ずかしいです」
今まで梨沙子ちゃんからこのような言葉を聞いたことがなかったのでドキッとしました。湯川さんからは「でもあんまり頑張りすぎないようにしてね」と声をかけてもらった。嗣永さんは梨沙子ちゃんは「分かりやすいようで分かりにくいよね」と言ってました。


落ち込んだ時に元気になる方法を湯川さんがレクチャー。歌の持つ力について説明。嗣永さんは「赤ちゃんができたらCDを聞かせて歌ってあげたい」。


対談後の感想。梨沙子ちゃんは「色々アドバイスを貰ったしちょっと、色々生かしていけるなって思いました」。嗣永さんは「なんか虫で言うと脱皮したような感じですね。一コ開きましたみたいなそういう自分になれたらいいなって思います」。
湯川さんの菅谷梨沙子評は「非常に感性豊かなものを持ってらっしゃる。それをもうある種先天的に備わってる」。嗣永桃子評は「とっても素直でデリケートでたぶん傷つきやすいとこあるんじゃないかな。すごく豊かな感性を持っていて優しいところもあるしチャーミングなところもある」


来週は後編。