『レインボー7』発売!

無事買えました。


1. HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
オープニングに期待感をあおる音を入れ、間髪置かずラップが始まる流れは見事。1曲目はシングル曲のアーティストが多いけどこれはいきなり格好良い系のを持ってきましたね。なんか良い意味でモーニング娘。らしくない、アイドルらしくない洋楽っぽい洗練された感じです。


2. THE マンパワー!!!


3. 青空がいつまでも続くような未来であれ!
これ良いですね、初聴でスッと耳に入ってきました。爽やかで元気が出る明るい曲です。シングル曲でもおかしくないほどの耳障りの良さです。


4. 大阪 恋の歌


5. INDIGO BLUE LOVE
イントロが聞かせてくれる。そのあとの切なさを際立たせるシックな導入部。こういうテイストのは下手するとボソボソ歌ってるように聴こえ、単に暗くなったりあまり印象に印象に残らなかったりすることがあるけど歌詞を情感込めてハッキリと歌い上げてるのでこのアルバムの中でも一際異彩を放っている。高音を得意とする10代の女性アイドルでここまできっちり綺麗に収めてるのはちょっと驚き。モーニング娘。というアーティストの底力を見た気がする。


6. レインボーピンク
前の曲とのギャップもあって強烈に印象に残る。どこかちょっと昔ののCMソングのような懐かしさを思い起こさせる。モーニング娘。が歌うなら今この時期にこのアーティストじゃないとダメっていうところを的確に突いた人選と歌詞と曲。30代半ばの独身男性の頭脳からどうしたらこんなものが搾り出せるのかと、実はつんく♂さんが一番のミラクルだと思わずにいられなくなる一曲。キッズやエッグのメンバーが歌っても面白いかも。ただしこの曲は中毒性があるので聴き過ぎに注意しましょう。


7. 色っぽい じれったい


8. 無色透明なままで
ハモリ部分とソロ部分のコントラストが鮮やかなスローバラードの曲。平均年齢が10代なのにこういう大人っぽいしっとり系の曲も違和感なく歌ってしまうから今のモーニング娘。は恐ろしい。


9. パープルウインド
つんく♂さんが得意とする80年代調だけどメンバーの特長を引き出して歌ってるから古臭さは感じさせず良曲に仕上がっている。ライブで歌ってる姿を早く見たいと期待させる。


10. さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
タイムボカンシリーズドロンジョ一味のテーマ曲にちょっと似てる。独特のテンポが非常に耳に残るし、台詞が良いアクセントになっているから最後まで楽しみながら聴けます。歌詞を除けば邦楽でも洋楽でもないところにカテゴライズできる特殊な曲。


11. 直感2~逃した魚は大きいぞ!~(全くその通リミックス)


12. 女子かしまし物語3
女子かしまし物語もパート3に。「くっすみ、くっすみ」は健在。しかしこんなにたくさんのメンバー分の歌詞を思いつくもんだと感心させられる。田中れいなちゃんの博多弁が可愛い。


ジャケット、ブックレット、写真集の写真写り、どれも良いです。若干の高級感さえ感じさせます。前作『愛の第6感』が良く、奇数番のアルバムはイマイチという奇妙なジンクスが囁かれていただけにどうかなと思ってたけどむしろこの『レインボー7』は過去最高の出来と感じたほど素晴らしい作品になってると思います。前作あたりからでしょうかバラードに強いイメージを与えるようになったのは。このアルバムでは大人な曲をさらに見事に歌えるようになりそのことが全体の評価を上げる要因の一つになっていると思います。自分は音楽全般が何回か聴くうちに良く思えてくることが多いんだけど、このアルバムは一回で素直に「あ、これ好きだな」と感じる曲ばかりだったのが印象に残りました。買って良かったです。