プロレスリング・ノア中継

田上明中嶋勝彦vs小川良成太田一平
キャリアが浅い太田の奮闘ぶりが見所になったこの試合、案の定捕まるシーンが目立ったが得意のエアプレーンスピンで見せ場を作った。小川の試合巧者ぶりはこの試合でも遺憾なく発揮されて小川と合体攻撃をしてる時は新人の一平でさえ良いレスラーに見えてしまうほど。小川と中嶋の絡みでは小川が完全にペースを握って勢いのある中嶋に何もさせなかった。小川は日本、いや、世界でもトップクラスのテクニシャンになった。最後は中嶋がジャーマンで太田に勝利。


百田光雄vsSUWA。
SUWAはいつも入場する時持ってくるジュラルミンケースに地上アナログ放送が終了する2011年7月24日のシールを貼って出てきた。なんだ結構いい奴じゃん。フィニッシュは金的蹴りからのラリアットでSUWAの勝利。試合が終わっても暴行するSUWAにレフェリーのマイティ井上が百田と反撃してカウンターのダブルチョップとブレーンバスターで撃退した。リングサイドの永源もリングインしてノアオヤジ3人で凱歌を上げた。ファミリー軍団と悪役商会の歴史的和解成立。


KENTAは米国遠征の3試合をダイジェストで。サモア・ジョーvsブライアン・ダニエルスvsKENTAの3way戦、ロデリック・ストロング戦、オースチン・エイリース戦のいずれもKENTAがgo 2 sleepで勝ちを収めた。体格の差や異国の地で戦うハンディを全く感じさせず日本でやる時と同じように試合を進めるKENTAは素晴らしいと思う。日本マット界の宝だ。