次回大会へかける思い

12月15日の大会で優勝したカレッツァのキャプテン・小島くるみさんはガッタスに対して「がんばれ」という言葉を使いました。その意図がどのようなものかは分かりませんが、今年のカレッツァは春以降ガッタスに敗北を喫し続けました。カレッツァリザーブリーグ降格の危機を迎え、一方のガッタスは順調に勝ちを重ね優勝か悪くても準優勝という結果を残してきました。そしてこの間の大会、カレッツァは見事復活を遂げ優勝、反対にガッタスは3位。しかも小島さんの目の前でガッタスはASAIに敗れてしまいました。カレッツァとしてはASAIが力をつけてるとはいえガッタスが勝ち上がって来て、決勝でガッタスを倒して優勝する姿を想像していたはず。結果的にカレッツァは優勝したけどやっぱり今までさんざんやられてきたガッタスに勝って優勝したかったのでは。「がんばれ」という言葉には、「自分達も頑張るからガッタスも新興勢力なんかに絶対負けるな。次は優勝をかけて決勝戦で戦おう」という小島さんなりのエールだったのではないかと思っています。


ガッタスは2大会連続で優勝を逃したことがありません。次の大会には悲壮な決意で臨むでしょう。カレッツァとしてもキャプテンの小島さんが他のチームに「がんばれ」と言った以上恥ずかしい試合は出来ないと背水の陣で一試合一試合戦ってくるはず。chakuchaku J.bは名門の名にかけてリザーブリーグ脱出を図り、ASAIはあと一歩のところで逃した優勝の二文字をなんとしてでも手に入れようとするに違いありません。


己のプライドが激しく交錯するスフィアリーグ第2回大会。私の中ではすでに熱い火花が散っています。