プレミアMelodix!(テレビ東京 6月19日)

出演: 鈴木愛理さん MCは南海キャンディーズ


山里 「どう?長年居たグループを離れてみてなんか感じることとかある?」
鈴木 「なんか本当の家族の形ってこんな感じなんだっていう、家族の本来のありがたみみたいなやつをめっちゃ学びました」
山里 「ちょっと待って。思ったよりも深い答え出ちゃった」
鈴木 「(笑)」
山里 「どういうこと?どういうこと?」
鈴木 「私、弟もいて4人の家族なんですけど、揃う時間ってほとんどなくて」
山里 「アイドル活動って何歳からやってたんだっけ?」
鈴木 「私が小学校2年生のときなので2002年で8歳のときから」
山里 「8歳から何歳まで?」
鈴木 「えっと・・・23」
山里 「15年間?15年間じゃあ普通に週末家族となんか過ごすって時間無かったんだ?」
鈴木 「無かったです」
山里 「えええ!?」
鈴木 「ほぼ無かった」
山里 「で、気づいたんだ色々」
鈴木 「気づきました。うちは父親がプロゴルファーなのでちょうど土日とかだと入れ違い、ライブと試合とで入れ違いになったりとかして土日を家族でゆっくり一緒に過ごして明日の予定特に気にせず寝れるみたいなそういう生活をしたことなかったんですよね。「夕方にこういう番組やってるんだ」とか」
山里 「知ってると思ってた頃のお父さんの印象はどうだったわけ?」
鈴木 「お父さんは寡黙で真面目でなんかあんまりふざけたり笑ったりしないみたいな」
山里 「ちょっと真面目で堅物なイメージだった」
鈴木 「そうなんですよ。(でも実際は)全然笑うし」
山里 「逆にプライベートな感じで時間一緒に過ごすことないから笑ってるところとか見たことなかったんだあんまり」
鈴木 「そう「酔っぱらったりする日もあるんだ」みたいな。そういう感じです。本当にそういう感じです。だから家族って知ってたと思ってたんですよ私は家族がいるしもちろん、すごい幸せなこういう生活大好きだし、お父さんはこういう人で」
山崎 「プロゴルファーっていうのも後で知ったんだ」
鈴木 「(→手刀のポーズして)おい!(笑)」
山里 「可愛い。いいツッコミだね手刀でね」
鈴木 「なんかそれが嬉しかったです。人間味を帯びてきた私みたいな。本当になんかそういう感じなんです」」
山里 「人間なんだ今」
鈴木 「そうなんですよ」


約28,000人が受けて15人が合格したキッズオーディション。
山里 「なんで受けようと思ったの?」
鈴木 「元々歌うことがすごい好きでモーニング娘。さんが好きだったのでファンクラブとか入ってて、LOVEセンチュリーっていうミュージカルがあったんですよ当時。それを最前のど真ん中の席をゲットしたんです」
山里 「あ、チケット取って」
鈴木 「で、私は恋愛レボリューション21を完全に振りコピしてたんで踊れるぞって。やるしかねえと思って全力で(→wowwowのポーズ)してこうやってやってたんです。そしたら矢口真里さんがしゃがんでくれて私のために。(→手を振ってくれた)こうやってやってくれたんですよ。その光景が忘れられなくて「私もこういう人になりたい」ってなったんです」
山里 「確かにねその時の矢口さんには憧れるわな」
鈴木 「・・・・・憧れです(苦笑)」


山里 「どうなのそれからさあ自分の憧れた世界に入って行って「この人すげえなって人いる?」
鈴木 「ありますよみんな凄いんですけどやっぱり。特に当時ハロプロ全体で運動会やるイベントがあって、チーム2つに分けられて色んな競技をやっていくんですけど、同じチームに後藤真希さんがいらっしゃって跳び箱をやるっていうのがあって助走ゾーン(の横)にみんな次の人が待ってるっていう列があったんですよ。めっちゃ助走中いい匂いしました」
山里&山崎 「(笑)」
鈴木 「めっちゃいい匂いして「本当スターはいい匂いするんだ」って。松浦亜弥さんとかも中野サンプラザでライブするときに廊下歩いてたら楽屋から白Tにジーパンのもう若干無防備な感じの松浦亜弥さんが出てきたときにそれがすごいもうスターなんですよ。白Tがスターなんですよ」
山里 「それ吉田栄作さん以来じゃない?」
鈴木&山崎 「(笑)」
鈴木 「本当すごいキラキラしてて私も大人になったら白Tにジーパンで絶対スタジオとかライブ行こうって思ってたぐらいめっちゃ格好良かったんですよ、その感じが」
山里 「カリスマ性も凄いし。それじゃあ自分もねこうやってねスーパーアイドルになったわけじゃない、そん時はちょっと意識したそこら辺は?」
鈴木 「しますします。℃-uteはみんなシュッと(香水を)」
山里 「つけてたんだ。後輩とかでも言ってる人いるかもしれないね。「鈴木さん近づけないです」って」
鈴木 「いやいませんそんな人」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「みんな近い。でもなんか昔と今ちょっと環境が違うので普通にメンバー先輩後輩関係が今のほうが近いです。昔はやっぱ中澤さんと、トップの中澤さんからしたらうちらは子どもなんで」
山里 「中澤さんってさあみんなからすればなまはげみたいな存在でしょ?」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「いやいやいやめっちゃ優しいんですよ中澤さん」
山里 「嘘だ」
鈴木 「本当本当。中澤さんの卒業式のときみんなめっちゃ泣きましたから」
山里 「嬉し泣きでしょ?」
鈴木 「ちがーう!(笑)。違いますよ!(笑)。キッズには優しかったですよ」
山里 「あ、キッズには優しいんだ」
鈴木 「ちゃんと指導もしてくださいましたけど」
山里 「指導?本当?」
鈴木 「し・ど・う・で・す。あれは指導指導」
山里 「今(自身に)思い込ませてない?大丈夫?本当?」
鈴木 「大丈夫(笑)」
山里 「そしてハロプロと言ったらつんく♂さんですよ。つんく♂さんとの思いでなんかある?」
鈴木 「16ビートをつんく♂さんすごい大事にされていたので」
山里 「格好いいね思い出として。16ビート大事にされてたんだ」
鈴木 「大事にされてたんで16ビートの練習をめちゃくちゃしたんですよ。かかとを常に挙げて16ビートを刻むっていう練習を常に無意識でできるぐらい「ダンスの中で心の中に16ビートを刻め」みたいな感じで」
山里 「心の中に16ビート!格好いい、少年漫画でありそうな感じだね」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「めっちゃ難しい。それでも難しいのに、とある時Berryz工房℃-uteでライブやった時のリハーサルで「16ビートをみんな足りないからみんなやれ」って」
山里 「来たね16ビート」
鈴木 「本番の前の日に会場でそれをずっと横アリの真ん中でみんなで16ビートを取るって時間があったんですよ。それでその時にもう一個課題が追加されて「じゃあそのつま先も上げよう」みたいな。無理じゃんって思って」
山里 「だってかかとを上げろでしょ」
鈴木 「(※実演)」
山里 「ピグモンみたいになってるじゃん」
鈴木 「でもつんく♂さんはなんか分かんないですけども、浮いて見えるんですよ」
山里 「え!?つんく♂さん浮いてんの?」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「って見えたんですよやっぱり」
山里 「ちょっと待ってよ」
鈴木 「不思議なんですよ絶対」
山里 「そりゃそう。分かるよ。やばいんじゃねそれ?やばい集団だよ」
スタッフ 「(笑)」
山里 「大体やばい集団のトップは浮くんだよ」
鈴木 「なーにー?(笑)」
山里 「つんく♂さんは違うと思うけどさあ。今まで先輩でできた人いるのそれ?」
鈴木 「知らないです」
スタッフ 「(笑)」


”23年間治らなかった滑舌 謎のトレーニングで改善”
山里 「滑舌悪かった?」
鈴木 「滑舌が悪いんですよ」
鈴木 「聞き取れてます?」
山里 「聞き取れてるよ十分」
鈴木 「うわー奇跡」
山里 「本当?」
鈴木 「朝起きてだいたいなんかこう(→アゴを触って)ハマってんなみたいな感じで決まるんですよ調子が」
山里 「あのー・・・何がハマってんの?」
鈴木 「顎です」
山里 「え、あのー愛理ちゃん毎回アゴリセットされてんの?」
スタッフ 「(笑)」
山里 「どういうこと?ハマってない時があるってこと?」
鈴木 「ありますあります。今日はまあ・・・天気良かったじゃないですか」
山里 「うん天気いいね今日」
鈴木 「今日天気いいからまあまあ。まあまあです」
山里 「お天気によってハマり具合が違うってこと?」
鈴木 「アゴ予報一緒です」
山里 「アゴ予報!?」
鈴木 「天気予報と一緒なんですよ。寒い日とか本当ギシギシです」
山里 「そうなの?」
鈴木 「そう」
山里 「苦手な単語は何かある?」
鈴木 「今日はサ行結構苦手です」
山里 「え?日替わりなの?」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「日替わりです。あごはハヒフヘホが言えないです」
山里 「今言えてないもんね」
鈴木 「ハヒフヘホがマジで言えないです。これは本当にマジで言えないです。これはでも滑舌っていうか空気問題?」
山里 「空気問題?」
鈴木 「なんかどっから出してるのか分かんないんですよ」
山里 「ハヒフヘホ?」
鈴木 「なんで言えるんですか?」
スタッフ 「(笑)」
山里 「なんで言えるんだろう俺。言ってみて」
山崎 「(若干呂律が回ってない感じで)ハヒフヘホ」
山里 「こっちも言えねえか」
山崎 「(笑)」
鈴木 「言えないですね」
山里 「言えない人ここいちゃ困るんだよね。困ったことないの滑舌悪くて」
鈴木 「あります。全然あります」
山里 「だよね」
鈴木 「Siriとか全然反応してくれないです」
山里 「え?」
鈴木 「Siri。ヘイ!Siri」
山里 「あ、ヘイSiriね」
鈴木 「この前なんか、なんかの曲のタイトル調べようと思ったら餃子の写真が出てきました」
山里 「(笑)」
鈴木 「マジで意味分かんないんですけど(笑)」
山里 「それなんの曲を調べようとしたかによるよ。餃子に近いようなタイトルだったのかなあ」
鈴木 「全然違います。ギもザもないです。だからもう(→「なんなんでしょう」って言おうとして)ナンダンでしょうっていう」
山里 「何段?え、急に段位を訊かれてる?俺」
スタッフ 「(笑)」
鈴木 「(笑)」
山里 「でも改善できたんでしょ?」
鈴木 「そうです改善というか早口言葉なら言えるってことに気付いた。だいたいなんか喋るの苦手な人とかって早口言葉も苦手じゃないですか」
山里 「まあそりゃそうよ」
鈴木 「だけど私リズムがあれば言えるって特殊系なので」
山里 「特殊能力なんだ。スペックホルダーだ」
鈴木 「だから言えるんだって思って。でもなんかちゃんとジェスチャーとか歌って踊るみたいな時の感じと一緒で、ジェスチャーとアクセント、そういうのがないとダメです」

このあと”僕、ボブ”を「ジェスチャーつけて楽しげにやれば言えるんですよ」と言い実践。『僕、ボブ』と『あぶりカルビ』を奇妙なジェスチャーしながら言う愛理ちゃんに南海キャンディーズとスタッフ笑い。これが愛理ちゃんの通常運転(^_^)


山里 「今回歌っていただくのは何でございましょう?」
鈴木 「ソロデビューアルバムの『Do me a favor』っていう中からGood Nightっていう曲歌わせてもらいます」
山里 「これ聴きどころはどこでしょ?」
鈴木 「1番最初に曲が始まった時はなんかちょっとバラード曲かなっていう雰囲気あるんですけど、イントロが始まってからはテ、テ、テ、テ、ドゥン!って感じで(笑)」
山里 「(笑)」
鈴木 「ごめんなさい説明が。説明が上手くできない(笑)」
山里 「大丈夫。え?これコミックソング?」
鈴木 「違う(笑)」
山里 「デ、デ、デデっ。これバラードの入口で行けるか?」
鈴木 「行ける。行ける」
山里 「本当」
鈴木 「行けるんですよ。明るい曲です(笑)」
山里 「いい曲フリだと思うよこれは」
鈴木 「あ、本当ですか?」
山里 「とりあえず聴こうと思うよ」
鈴木 「それでは聴いてください『Good Night』」

スタジオライブでGood Nightを披露。確かにデ、デ、デ、デ、ドゥン!で始まってた。でももうちょっといい説明が欲しかったなー(笑)。改めて愛理ちゃん歌がめちゃくちゃ上手い。初めて知った人はトーク部分とのギャップに驚くに違いない。