エンター・ザ・ミュージック(BSジャパン 2日)

出演: 安倍なつみさん
関西フィルの演奏で歌を披露した4月の奈良公演と、終演後に藤岡幸夫さんと対談した模様を放送。
レ・ミゼラブルの『夢やぶれて』。緊張の面持ちだったけど伸びのある歌声に観客がどんどん引き込まれていく様子が分かりました。
「もうとっても緊張しました」「初めてですこんな豪華な贅沢な音の環境の中でフルオーケストラの中で私がその音を背負いながら歌うっていうのは初めての経験でしたね」。なっちの口癖は「〜の中で」。


関西フィルとの共演が決まった時「すごいチャンスだなって思いましたね。そういう経験がそれまで本当になかったので」。普通経験ないことをするのは恐いもの。でもそれをチャンスと捉え、どんな風に自分が変わるかを自身楽しみにしている。そうやってなっちはこれまで道を拓き、後輩に背中で様々なことを教えてきた。


新しい歌唱法について「色んな表現法を学んだというかポップスだけやってたらきっと学べなかっただろうなっていうものをいっぱい勉強させてもらった感じがあって、もう本当にポップスとこういうクラシックの違いはレガートに歌うかリズム意識して歌うか」。
藤岡さんに「言葉を大切にして歌ってた」「癒された」と褒められ「いやー嬉しいです」。


奈良公演2曲目はレ・ミゼラブルの『オン・マイ・ウオン』。
「演じているような感覚」「イントロから流れてくるだけで役になるというか」。
若いハロプロメンバーになっちのように成れとは言いません。人それぞれ関心のあること違いますからね。でもアイドルを卒業してソロになったらグループアイドル時代なかなかできなかったことができるようになったり、そのぶん苦労もするけど自分の違った面を出せたり成長もできるという点ではなっちの活動の仕方は一つの指針になるはず。ハロプロには素晴らしいOGがたくさんいるから就職活動のOB/OG訪問じゃないけどいろいろ見て、将来進む道を決めていってほしいと思います。


3曲目はエリザベート『私だけに』。
「この曲に込められてるメッセージとかこの歌詞の意味とかは私なりに解釈するとすごくこれまでのことが人生が重なる瞬間があるというか経験が重なる歌詞の内容でもあってとても感情移入がしやすかったっていうのもありますし、実はこの曲ともう一曲レ・ミゼラブルの『オン・マイ・ウオン』という曲を本田美奈子.さんの(2013年)メモリアルコンサートで歌わせて頂いた時に、その時に会場に見に来てくださってた音楽プロデューサーの方が是非アルバムを作りたいということを」。


アルバム『光へ』について
「アルバムはアルバムの音源として別にミュージックビデオはオーケストラの皆さんと一緒に映像と音声を同時に収録するっていう初めての試みでやらせてもらって」「もう全てが初めて尽くしだったんですね。マイクもなかったですし、呼吸を合わせながら収録して作っていくことも初めての経験だったのでドキドキの中でしたね」


なっちのとって音楽とは?
「去年アルバムでクラシカルクロスオーバーっていうポップスとクラシックの融合、そういう新しいジャンルにチャレンジさせてもらってアルバム出させてもらってまだまだスタートしたばかりでですね、音楽ってひと言で言ってもまだまだ広く深い世界なんだなっていうことも。一つ一つ経験させて頂く中で感じることができているんですね。だからまだまだこの先も歌える曲、伝えていくメッセージは果てしなくあるんだなって思ってるので、ジャンルがこうだからとかあんまりそういうしきりなく音楽にチャレンジして楽しんで続けていければなと」


奈良公演の模様最後は『光へ』。歌い終えてやっとなっちスマイルが出ました。
「今日のこのチャンスを無駄にしないでこの先に繋げていけるように頑張ります」。


安倍なつみさんのブログ ”BSBSBS。”