サッポロチェルビーズが初勝利

【日刊スポーツ北海道】 チェルビーズ公式戦初白星/フットサル


【スポーツニッポン北海道1】 チェルビーズ、ついに勝った

 勝利の味をかみしめた。試合終了後、応援に駆けつけたファンと喜びを分かち合った。里田は「最後は集中力。粘り勝ちです」と最高の笑顔で振り返った。


 前半9分、GK藤本聖菜(17)のスローが相手DFに当たってこぼれたところを初出場の秋谷が拾い、右足で左サイドネットに突き刺した。チーム初となる先制点、さらに初勝利を決めた値千金のゴールに「初めは緊張したけどみんなの顔を見たら落ち着いた。(ゴールは)うれしかった」。


 里田と同じ“まい”。


この日が初対面だった。秋谷は「きれいでビックリ。同じ名前で申し訳ないです。自分はアキって呼んでほしい」。一方の里田は「(秋谷は)アキっぽいですよ。(ゴールには)ありがとうございますと何度もお礼を言いました」と返した。


 チームに合流したのは9月に入ってから。しかもフットサルは初心者という“ワンダーガール”。里田が不在時にチームをまとめる中塚晴菜(20)は「メンバーにいい刺激になった」と評価。チームは初の無失点も記録し、「重心を低くして積極的に守れた」と藤本。次戦は14日の「m・m・c」戦。初勝利の勢いで2連勝を狙う。


【スポーツニッポン北海道2】 11月に夢の対戦

吉澤が東京から駆けつけ試合に花を添えた。里田に「ヘキサゴン!」とエールを送った吉澤は「(里田は)主将としてチームを引っ張っている。明るいけど、単純ですね(笑い)。初勝利、おめでとうございます」。一方の里田は「ヨッシー(吉澤)が来てくれて盛り上がった」と感謝。吉澤は11月4日にも来道し、「サッポロチェルビーズ」対「ガッタス ブリリャンチスH・P」の夢の対戦が行われる。