恋するフットサル

最初は先週の続きでドラリオンの舞台裏に里田まいさんと是永美記さんが潜入レポートをする企画から。番組が終わるのに総集編をやらずフットサルと関係ないことを扱うあたりにフットサルメインの番組構成の限界を見た気がする。終わってしまうのも仕方がないと思った。


恋サルニュースでガッタスの新メンバーオーディションの告知。オーディションの告知は流すけど合格するときこの番組は終わってる。寂しい・・・。


恋サルプレシーズンマッチはいよいよ佳境に入った。恋サル選抜と恋サルBLACKが対戦する寸劇は、大会前の放送で小島くるみさんが勧誘されてるっていうアングルを見せてくれれば分かりやすかった。会場で見てない私が言うのもアレですが、途中で寝返る行動は面白いといえば面白いけどちょっと唐突だった。プロレスファンとしての目線から見た感想です。


恋サルBLACKは新日本プロレス蝶野正洋の入場テーマ曲*1で入ってきた。メイクは目のところに黒の縦線を描いたものだった。レポだけではいまいち分からなくて昨日の放送見て確認したんですが、“フジテレビで女子選手でヒールでメイク”だからダンプ松本引退後の極悪同盟を引き継いだブル中野獄門党の選手がよくしてた目から横に黒線を伸ばすいわゆる獄門党メイクかなと思ってたんですよ。そしたら違いましたね。縦線でした。あれをもっと伸ばすと大日本プロレスの“黒天使”沼澤邪鬼になる。


試合はチームXが勝ったんだけど楽しかったから勝敗はべつに関係ないですね。スフィアリーグとしては色々試してみて今後のガッタス不在の大会を成功させるヒントを得ようとしたのかもしれない。


番組はとうとう最終回を迎えてしまいました。思えばガッタスが最後に優勝した去年2月のあと番組はスタートし、それまで当たり前のように大会ごとに優勝してたのに番組が始まって以降一度も勝てなかった。しかしガッタスオンリーにならなかったことでそれまでほとんどスポットライトの当たらなかった選手のインタビューや試合で活躍する姿が流れ、仕事しながらフットサルを頑張るスフィアリーグの本質を多くの人に知ってもらえたからリーグ全体を考えれば良かったかもしれない。私もこの番組で顔、名前、ガッタス以外のチームの苦労・悩み・頑張りなどを知りスフィアリーグを更に好きになることが出来ました。


年間大会が終わって番組も終わるなら「サッカー小僧*2みたいに次のシーズンが始まるときまた復活するかも」と思えますが、開幕まで1ヵ月半のこの時期に終了するのではその希望は持つことができません。もちろん今後の展開次第では分かりませんがしばらくのあいだ復活はないでしょうね。せめて大会があったときだけでも1時間スペシャルとかでやってくれると嬉しいのですが。


開始当初はフットサル、しかも芸能人女子フットサルの番組ができるなんて思ってもいなくて本当に嬉しかったです。選手が喜び、泣き、感動する姿を見て私もしばしば感情を高ぶらせました。とても素晴らしい番組だったと思います。復活を信じてこれからもスフィアリーグを見て行きたいと思います。スタッフのみなさんありがとうございました。お疲れ様でした。

*1:『クラッシュ』(ROYAL HUNT

*2:フジテレビ深夜のサッカー番組