http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005112612.html
「レッドスネークカモン」などと言って笛を吹く芸風で一世を風靡したコメディアンのショパン猪狩さんが亡くなられた。最近は健康状態が優れなくてあまりテレビに出てなかったからどうしたのかなと思っていたんですがお亡くなりになり、ご冥福をお祈り致します。
あまり知られていないけどショパン猪狩さんは力道山より前に戦後初のプロレス団体、そして日本初の女子プロレス団体を作った人でした。初期の頃は東京や神奈川の進駐軍を相手にショーを見せていました。兄弟のパン猪狩さんがレフェリー兼ＭＣになってショパン猪狩さんが妹の猪狩定子さんのガーターベルトをプロレスしながら力ずくで脱がそうとする『ガーターベルト争奪戦ショー』を基地やバー、スナックなどで見せて評判だったそうです。もちろん実際に脱がすわけじゃなくもう少しで脱げそうっていうギリギリのところで逆襲にあって最後は負けてしまうというお色気ショーでした。その後疎開先から戻ってきたり田舎から集団就職で都会にやってきた女の子達を集めてプロレス興行を始めましたが上手くいかなかったようです。訃報でそれらのことに触れてるスポーツ紙のサイトはあるかなと思ったけど殆ど載せてなかった。プロレス的には忘れてならない歴史を作った張本人なんだからちょっとぐらい書いてもらいたかったなあと思いました。でもプロレスファン以外興味ない話だからしょうがないか。
